ハリCANE vol.58

2010年 9月30日

アメマス釣行記 第11弾

もう月末。 時間の経つのは早くてほんと嫌になります。 明日から10月。
これじゃ、あっと言う間に年末、そして正月ということになりますよね。

昨日は、晴れ、今日は雨。 夏はとっくに終わっているように思われますが
まだ居るんですよ。 つくつく法師君が・・  昨日は、天気が良く貴重な洗濯
日和。 そんな日を選んで鳴くんですよ。 ただ、今日のような雨空では、絶対に鳴きません。 
今度、天気が良くなるのは何時かな? その時にまたあの声が聞こえたら、多分それが
最後じゃないかな。 空高く夏の名残りのつくつく法師。

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写真手前は、9月25日のハリCANEブログvol.53のブランクを完成させた竿です。
昼間は、仕事を追い込んでますので、竿作りは夜。 昨日2度目のエポキシを施し
取りあえず、釣りOKの状態まで持ってきました。 北海道の友人に託し、テスト
してもらうロッド達です。 もちろん今度のアメマス釣りでもテストしてもらいます。
ロッドは、なんとか間に合いましたが、やっぱり案の定忘れてました!フライ巻くの・・
まだ時間がありますので、これから追い込んでフライ巻きです。 
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ハリCANE vol.57

2010年 9月29日

朝、だいぶ涼しくなって来ました。 北海道、寒いんだろうな。
S氏から送られてきた昨日のアメマス。

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顔が黒いのは、婚姻色。 丸々した魚体。 産卵が近ずいてきていることを物語ってます。
S氏が昨日、川の様子を見にいってくれました。 水の少ない状況に変わりなく、魚は依然
多いそうですが、だいぶ食いが渋くなってきているそうです。 目の前を流しても簡単に食っ
てくるような状況ではないようです。 釣り方、狙い方が重要になってきますが、それは、
やればすぐにコツは掴めるでしょう。 ただ、流速が早いとのことなので、ショットを十分噛ませな
ければならないでしょう。 頭で描いているように格好良くキャストして、なんてことには
ならず、重たい仕掛けをドボドボ投げるようなスタイルになるでしょう。
またスレが多いそうです。 写真は70cmとのことですが、こんなサイズがスレたら大変です。
尾びれなんかに掛ったりでもしたら、それこそ寄せるのに一苦労しそうです。
今回の釣行の第一の目的は、スプライスドロッドのテスト。 特に合わせ目に問題が発生
しないかどうかです。 70cmの尾びれのスレに耐えられれば、OKということになりますが
なるべくスレさせないで釣るようにしなければなりません。

ハリCANE vol.56

2010年 9月28日

ドクターN氏。バンブーロッドメイキング歴10数年のツワモノ。
正真正銘のバンブーロッドアングラー!

今回初の北海道のアメマス釣り、だいぶご満悦のようでした。
今後のロッドメイキングでのご活躍も大きく期待しております。

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で、良い事を教えてくれました。 向こうは食べる処が何も無いので、セブンイレブンで
イカ飯弁当を2ケ買って行くこと! これがめちゃくちゃ美味いそうです。

Thanks for a good advice.

ハリCANE vol.55

2010年 9月27日

昨晩は、ドクターN氏が北海道アメマス釣りより戻られ、電話で色々情報を
いただきました。 また今日は、アメマスの写真も添付して頂きました。

☆70オーバーでバッキンまで引き出すヤツ多数☆

・・だそうです。 
写真載せて良いよとのことで、お言葉に甘えさせて迫力のドアップ。
N氏お手製のバンブーロッドと会心のアメマスのツーショット。

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聞くところによると、どうも私が今度行く場所で釣ったらしい。
同じ紋の魚を釣ったら、もしかしてドクターN氏と兄弟になるってことか・・




ハリCANE vol.54

2010年 9月26日

アメマス釣行記 第10弾

アメマスロッド、完成です。 テストロッドなので、ザックリと作ってます。
ラインを通して試し振りをしてみました。 #8~9の感じに上がってます。 ループは、鋭く、
まるでカーボンロッドのようです。 

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ハリCANE VOL.45 9月17日、竹割りからスタートし、合間合間の9日間で
完成です。 このアメマス釣行記の目的の一つは、竹竿を自分で作ってみたいと思っている多くの
方々に、自分でロッドを作り、それで釣りをするまでのプロセスをかい摘んでご紹介する為です。
フライフィシング、こんな風に遊んでみても面白いですよ、というニュアンスをお伝え出来たら幸甚です。



ハリCANE vol.53

2010年 9月25日

アメマス釣行記 第9弾

アメマス釣行記のハイライトは10月5日~6日。 個人的な釣りの記録ではありません。
スプライスドの強度テストレポート。 3ピースで行うので、それで問題なければ、2ピースなら
さらに問題無いことになります。 竿を限界まで曲げるガチンコ勝負ですから、どうなるか
お楽しみに・・ 

amemasublank_convert_20100925141433.jpg

アメマス用2ピースブランクも完成。 10月3日に間に合うか?
大丈夫です。 昔はいつもこんな感じでギリギリの竿作りをしたものです。 結果、フライを
巻けなかったなんてこともしばしばでした。 今回もそんな予感。

ハリCANE vol.52

2010年 9月24日

アメマス用テストロッドは、あと1回エポキシを施せば完成。 ただ、天気が
良くないので、完全に晴れてから行います。 ここまできたら慌てる必要はありません。

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テストロッドのアクションは、パラボリック系。 カーボンロッド専門の方は、パラボリック
アクションと言う言葉を知ってますかね。 若い人なら知らんかもしれんですね。 ティップ
アクションがメインですからね。 

ノードレスツールで、ギャリソンは三角にしたスプリットを斜めに削っているとのことで
早速調べたところ、確かにそうなっています。 三角を斜め削りしたほうが、色々な面で
良さそうですので、こんど試してみます。 (スプライスドとは別の話です・・・)

そんな訳でギャリソンの本を開いていたのですが、先ほどのパラボリックに関連する面白い
記事をご紹介します。 実際、パラボリックアクションと言う言葉を知らない方は、少ないと
思います。しかし、その言葉がかのギャリソンの発案であることは案外知られていないのでは・・
A master's guide to building a bamboo fly rod の本238ページにその記述はあります。

1934年、スパース・グレー・ハックルの事務所に呼ばれたギャリソンが、そこを訪ねると
チャールス・リッツとジョン・オルデン・ナイトがそこに。 ティップが折れたオグデン
スミスのロッドにトップガイドをくっつけた物を見せられ、ティップを失ったそのロッドの
アクションが実に良いと言う。これまでに見たことのないアクションで、そのアクションに呼称
を与えようという話になりギャリソンが提案したのが、パラボリック・アクション。 それ以来
この言葉が定着して、今日に至っているという。 めでたしめでたし。 
この本を開くことはめったにありませんが、機会があった折には、そのページを開くことに
しています。 その話の続きは、皆様よくご存じの通り、かのぺゾン&ミッシェルの銘竿ファリオ・
クラブ誕生の話へと繋がって行く訳です。



ハリCANE vol.51

2010年 9月23日

アメマス釣行記 第8弾

今日から、ドクターN氏が北海道入り、明日、明後日とアメマス三昧。
釣果が楽しみです。

アメマス用3ピース、スプライスドもエポキシを1回塗りましたので、後1回
塗って完了とします。 今日は雨。 室内で写真が暗くなってしまいました。

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グリップ後端にエクステンションを装着すれば、テストロッドの完成です。
赤スレッドに白テープ。 赤白で行きましょうか。 縁起の良い配色ですもね。
後は、実釣がたのしみです。 10月3日まで、あとロッド2本作ります。
1本は同じアクションの2ピース、フェルールタイプ。 もう1本はニジマス用の
2ピース。 こちらはブランク出来てますので、組み立てだけです。

ハリCANE vol.50

2010年 9月22日

アメマス釣行 第7弾

アメマス用3ピース、スプライスドブランクにグリップを取り付け、ガイドを
スレッドで巻留めるところまで作業が進みました。

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今日、エポキシを塗れば、取りあえず使用可能状態です。 多分かなりアメマスに
適したアクションに思えますので、至急、普通の2ピース、フェルール付きロッドを
同じテーパーで作ります。 フェルールを付けますと、張りが出てきますので、ロッドは
硬く感じます。 逆に言いますと、お手元の2ピースロッドを同じテーパーで1ピース
ロッドを作れば、全体に柔らかいアクションになります。 その変貌は、全く別物じゃないか
という位です。 ただ、これらの現象は、私達に興味深い事を教えてくれます。 フェルールが
付くことにより、その前後は、硬くなり、アクション的には、想定外のコンパウンド的効果を
もたらすということです。 そういう意味では、フェルール・コンパウンドアクションロッドと
いう新しい括りで分類されても良いくらいです。 我々は、2ピース特有のアクションに慣れ
親しんでてしまっているので、ワンピースとの出会いは、正に衝撃的であるとさえ言えるかも
しれません。 ワンピースあるいはスプライスドロッド(実質1ピースアクション)に触れる
機会があったならば、全てをそれに合わせなければないません。 自分のスタイルを相手に
合わせ変える必要があるということです。 キャスティングは特に、無駄な力を入れずに力まず
に振ることが、これらの大きく曲がるアクションには大切な要素となってきます。

話を戻しますと、アメマスに適しているロッドと言いましたのは、パラボリックですが、
バットもそれなりに強く、強引な寄せもできそうだ、という意味です。 アメマス釣りは
重いニンフが主体のようで、人によっては、これにマーカーもつけます。 そういう釣り方に
なるとどうしてもティップアクションですと投げずらいですよね。 そんな訳で、基本はパ
ラボリックで作り、ティップも幾らか入るのが正解だと思いますが、なんだ、それって
ポールヤング的発想ってことではないですか・・・

ハリCANE vol.49

2010年 9月21日

アメマス釣行記  第6弾

昨日は、当ブログを見て下さっている釧路在住のI氏よりお電話頂きました。
私が遠路はるばる釧路遠征することを知って、ワンポイントアドバイスをして頂きました。
心優しい方ですね、3年前の阿寒湖フェスタの際には、ドリンクの差し入れをして下さった
ことは忘れません。 

3ピース・スプライスドブランクには、既に1回オイルを施しています。 あと数回オイルを塗り込ん
だらさっさと仕上げねばなりません。 

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さて、I氏のアドバイスですが、今年の異常な暑さが多少なりとも魚に影響をしている
ということです。 例年ならもう姿を見せる鮭が全く接岸していないとのこと。
また、アメマスですが、ある川では、沢山いた魚が昨日は全く居なくなったそうです。
一雨降ったので、産卵の為、上流に行ってしまったのではないかということです。
また、アメマスは、連日、道内や本州の釣り人に攻められ相当スレているそうですから、
まったくフライに反応しないことも珍しくないとのことで、そんな時の対処法なども教え
ていただきました。 ありがとうございます。 

ハリCANE vol.48

2010年 9月20日

アメマス釣行記 第5弾

今日、2回目のアップです。 朝のブログVOL.47でご紹介したアメマス
ワンピースブランクの続編。

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何せ、まだ2回目のスプライスドなので、3ピースということもあり、スプライスド加工部分
位置を間違えてしまいました。 何しろ、仕事の合間に慌ててやっているので、うっかりミスでした。
しかし、変則3ピースになってしまいましたが、なんとかブランク完成です。 素振りで振った感じ
はなかなかですね。 まず壊れないというのが魅力です。 テープは目立ちますが、これぞ実践派の
ロッドという感じで私は好きですね。 100人に一人、スプライスドを良いと思ってくれれば、
それでOKです。 アクションは、ワンピースより若干張りがでています。 これはテーピング効果
なのでしょう。 ワンピースより良いはずだと言った島崎さんの言う通り。 流石!

今日は2回もアップしましたので、明日はお休みするかもしれません。

ハリCANE vol.47

2010年 9月20日

アメマス釣行記 第4弾

アメマス用8’6”ワンピースブランクが出来ました。

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中空にはしませんでした。 中空ロッドは魚の寄せが悪いという意見があるからです。
5分で上がる魚は5分で取りたいと考えるのは、経験の長い釣師なら当然の考えです。
しかし、中空の場合、本当に必要以上の時間がかかってしまうのでしょうか。
私見では、魚の大きさにもよりますが、そんなことはないのではないかと思います。 
中空の心理的効果は面白いもので、この竿中空だと言って渡されと、何か軽い気がして
きてしまうものです。 #6位のロッドになると中空による軽さは際立ってきますが、
#3~4だと中空にしても実際に体感できる程軽く感じることはありません。 しかし、
中空だと聞くとなんとなく軽く感じる。 それが心理効果だと思います。 魚の寄りが悪い
と感じるのは、中空だということを気にして竿をかばってしまうということも多分に
あるのではないでしょうか。 その証拠に、昔、友人に中空の試作を渡して、暴れまくる
50cmのニジマスを素早く取り込んでいる姿を見ているからです。 その試作品は、
肉を抜きすぎて、横で見ている私が壊れやしないかハラハラしたものでした。 それでも
全く問題なく、中空でないロッドと全く同様に魚を取り込んだからです。
ただ、今回は、大きな魚がかかる可能性があります。 0xティペットで竿を限界まで曲げた
ガチンコ勝負をしたい訳です。 限界まで曲がって、中空がパチっと壊れても嫌ですからね。 
そんな心配する訳ですから、結局、私も心理的に中空は、大物釣りには強度面では信用してな
いということになりますね(笑) 中空ロッドの耐久テストなら別ですが、今回はスプライスド
の接合部の強度テストなので目的が違います。 そんな訳で中空にするのはパスしました。

さて、このワンピースは、今日3等分した後、スプライスにする予定です。
大変うまく出来たブランクですが、ワンピースの為、全体的に少し柔く感じます。
スプライスドにしてもワンピースアクションなので、ほぼ、アクションはこの
感じになるはずです。 ちょっと弱い感じです。 #8ロッドにはまちがいありま
せんが、60cm以上の大物がかかったら、かなり振り回されそうです。 私としては
もっとバットを強くしたほうが良いだろうと思っていますが、作り直す時間はもうあり
ませんので、このまま続行。 結果論ですが、#10位のバットの強さがあっても良いの
では・・・ 
先日、ドクターN氏から電話があり、今週、北海道にアメマス釣りに行くとのこと
です。 #6のバンブーとのことですが、どうなるか楽しみです。 まあうんと時間を
掛ければとれなくもないでしょうが・・・ ガンバ、ドクター! 結果を聞くの楽しみに
してまッセ。

ハリCANE vol.46

2010年 9月18日

今日は、アメマス釣行編をお休みして、THE 魚雷魚ロッドのお披露目。

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7’0”ワンピース雷魚用剛竿。 グリップ部のディメンション13mm。 
半端じゃなく強い竿です。 9月9日ハリCANEブログvol.38でご紹介した
ロングプレーニングフォームで製作したブランク2本です。 1本は、私用で使用します。
シーバス用ルアーロッドにでも使おうかと思っています。 80cmクラスのシーバスを、
バンブーロッドで掛けたとしたら、取り込みでもたつくでしょうから、乗合舟だと他の釣り人
に迷惑をかけることは、明白です。 バンブーロッドでやるなら、このクラスのロッドで
容赦なく引き寄せる! 多分これでバッチリ決まりです。 

アメマスロッドは今日、荒削り、火入れを予定。 スプライスドにしますが、どうせなら中空で
やってみましょうか。 普通の中空では普通すぎますので、スパイラル中空なんてのはどうで
しょう。 

ハリCANE vol.45

2010年 9月17日

アメマス釣行 VOL.3

朝、霧がかかってました。 幻想的で、こんな朝は好きです。
田んぼの側溝の水が引けて、ザリガニの姿が露出してました。
私が通るとハサミを振りかざして威嚇します。 その姿が滑稽で可愛いのですが、
どこかに隠れないと、白鷺にやられてしまいます。 埼玉県は白鷺が多く、あぜ道に
ザリガニのハサミだけ残して食べてしまいます。可愛そうですが、毎年見られる、田園風景です。

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アメマスロッド用の竹割り、昨日行う予定でしたが、機械作業が長引き、やむなく中止。
時間を有効に使う為、夕食後にフライを6本程巻きました。 毎日5本巻けば、十分足ります。 
ただ、どんなフライが良いかはS氏から具体的に聞いてません。 重ければ良いようです。
魚の産卵が始まってないので、エッグはまだ早いということは聞いています。 もっともエッグを
使う気は全くありません。 また色はチャートルースが良いというのが一般的ですが、S氏はチャート
ルースは使ってないとのことで、やはり重ければ何でも良さそうです。 要は、釣り方が重要なので
しょう。
 
そんな訳で、竹割りは今朝行いました。 8’6”のワンピースロッドを作ってから3ピースに
切断してスプライスド・ジョイントにします。 スプライスで重なる部分がありますので、長めに
作ります。 因みにスプライスドジョントロッドは、後からフェルール付きに改造するのも簡単。

写真は、竹分割器で5等分にしたものです。 何故5等分かと言いますと、ロッド4本分が難しい
と判断した場合、3本分となるわけですが、その際には20分割にするのがよいと考えるからです。
竹分割器を使わない方もいますが、5分割x4=20にする際には、分割器無しでは大変です。
1本の竹からロッド3本の場合は、18等分ですが、これではスプリットの幅が広すぎます。
20等分だと高番手には、ちょうど良い幅になります。 また20等分であれば、2本のスペアが
あまりますので、万一の失敗に備えられます。 

今回は敢えて細い竹を使ってます。 普通、#8ライン用の高番手ロッドを作る際は、竹は太いもの
のほうが良いと考えるでしょう。 竹の先端部を使用するのであれば、話は別ですが、そうでなけ
れば、細い竹でも高番手で全く問題ないということをお見せするためです。


ハリCANE vol.44

2010年 9月16日

アメマス釣行紀 VOL.2

今日の関東は、一日中雨でしょうか。 日本人は、心の潤いを好む国民である、となんかの本
で読みましたが、確かにたまにのお湿りは必要のようです。

アメマス用のロッドは、新しく作るまでもなく、パワーのあるバンブーロッドは、何本か持って
ます。 それを使えば済むことなのですが、遠征をする場合には、その都度ロッドを作って望むと
いうスタンスでずっとやってきたものでした。 昔は。

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写真はツーハンドロッドと大型リール。 これらは、7~8年前、脳神経科医のK先生と鮭釣りに
行った際に作ったものです。 釣りに行く10日前に慌てるようにして作ったのを覚えています。 
昔は、若かったし、釣りに対する熱意も半端ではありませんでしたので、宮本武蔵を引き合いに、
作れるものは箸でも作る! の精神に見習い、自分の道具は自分で作るのじゃ! 気合を入れて
望むのだ!みたいなところがありました。 今はのんびり派です。 釣果よりもプロセスが楽しけ
れば、それだけで良いと考えてます。

さて、しかし、今回のアメマスは、久しぶりの遠征。 自分を叱咤激励して、ロッドを作り、
気合を入れて望みます。 かってのように・・・ それがバンブーロッドアングラーの心意気。
時間をみて、今日は、竹割りをします。 8’6”をワンピースで作り、それを3ピースの
スプライスドジョイントにします。 スプライスドのロッドのテストをしっかりやってきます。 
2日間で何本のアメマスが釣れるか分かりませんが、仮に50本釣ったとして、その位でロッドに
曲がり癖が出てしまうようでは、ロッドとしては×だと私は思ってます。 アメマスロッド制作
の進行具合はその都度ブログにてご紹介していきます。


ハリCANE vol.43

2010年 9月15日

アメマス釣行紀 第一弾

北海道のアメマス釣行決定。 釣行日は10月4日~6日。 S氏に宿の手配もお願いしました。
さて、前回ブログで書いた通り、釣り師の根性を見せるべく、アメマス釣行紀なる企画で
やってみることに。 今日は、その第1回目。

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釣り師の根性などと言ってしまいましたが、アメマス用のフライを巻くことは当然のことながら、
アメマスを想定したバンブーロッドを作ることから始まります。 特別すごいことをするなどと
いうことではなく、ちょっとだけ準備に手間をかけるぞ、位の意味ですので、ご理解の程。

さて、釣ったことのないアメマス用の竿を作るわけですが、S氏からある程度、話を聞いてますので
魚のパワーは、想像できます。 バンブーロッドなら#7~8位と言ってました。 勿論#6でも
問題ないはでしょうが、どのサイズを狙うかにもよります。 40cm~80cmのレンジですので、
取りあえず60cm位を目標に、70~80cmがくれば、ラッキー! ってことで考えますと、
やはり#8位が良いのかな、ということで、8’6”#8で作ることにします。 S氏は9’0”と
言ってたのですが、まる2日間釣りをすることを考え、少し短め、パワーと手返しの両方を持った
竿にしたいと思います。 

そこで登場するのが、FDテーパーソフト。 当ブログでは、商品の宣伝行為はしないように
心がけていますが、ちょっとだけ言わせてもらいますと、なかなかの優れものですよ、このソフト。
ベンディングカーブは水平加重表示もできますので、加重を想定して曲がりのチェックができます。
60cmのアメマスは3kg前後なんでしょうかね。 太っているのと痩せているのとで大きく
変わりますので、3~4kgの魚と思えばよいのでしょうかね。 パワーは質量xスピードなので
どの程度の加重がロッドにかかるかは、スピードの変化に伴い大きく変化するでします。 
加重オーバーなら、曲がりは直線的に下に向いてしまいますが、どの程度の負荷で過負荷になって
しまうかの判断に役立ちます。 表示される曲がりを、理想とする形に曲がるように、数値を置き換
えていくこともできます。その際のベンディングカーブがかなり実際の曲がりに近いのがこのソフト
の優れている点です。

釣りに行く前に、仕事をきっちりかたずけなければなりません。 その合間に、アメマスロッドを
作りますので、それまでに間に合わなかったら、この企画はボツになってしまいます。
ガンバラナケレバ。




ハリCANE vol.42

2010年 9月13日

私事になりますが、実は現在、北海道の釣りは、しばらく休養中にしてました。

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道南のイワナ釣りが好きでしたし、、竿のテストと称してワイルドレインボーも追ってました。 
70cmの虹鱒を川で釣るまでは通い続けるつもりでいたのですが、ある時ココロのどこからか
「やるだけやったじゃないか、もう十分だろ!」という声が聞こえたような気になり、10数年
通った北海道の釣りも一旦お休みということにした次第です。

S氏のアメマスの写真を見ているうちに、ふとスプライスドロッドで試したら面白いのではと
いう思いにかられ、今日、ついに飛行機のチケットを手配してしまいました・・ と書くと、
正しくないのかな。 本当は、釣りが目的でスプライスドのテストは建前なんじゃないの? 
まあ、どちらでも良いですが、行くからには結果をださなければなりません。

ということで、来月初旬に、アメマスに初挑戦します。 そこでスプライスドロッドの製作から
始まり、アメマスの大物をガッツリとゲットするまで、ハリCANEブログネタということでやって
みましょうか。 本物の釣り師の根性というものをバッチリお見せしようではアリマセンカ。 



ハリCANE vol.41

2010年 9月12日

またまた、北海道のS氏が写真を送ってくれました。 アメマスヒットの写真です。
S氏は、レオンホームページのコラム、北海道の釣り写真館の写真を提供して頂いてます。

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釣りをする姿といい、喰わせてしまう技術といい、掛けた後の素早い身のこなしといい、まず川を
釣らせたら超一流。 私の覚えた川釣りのテクニックも、かなり彼の影響を受けています。 

ハリCANE vol.40

2010年 9月11日

北海道の友人、S氏が写真を送ってきてきれました。 
北海道の旬な食材、いや釣り物はこれ、アメマスです。 今頃のが一番コンディションが良い
そうですよ、脂がのっていて。

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80cmクラスも掛けたとのことですが、最後に切られたそうです。 ティペットは0x以上だそう
です。 3Xとかで考えていると、チッチャイのしか上がらないそうです。 先日案内した本州の
方は、なんと5xとかを使用していてぶちぶち切られていたそうです。 

バンブーでやりませんかとのことです。 ん~、迷いますね。 行きたい気持ちにもなります。 
1つのプールに100本くらい居るのかあ。 9フィート#7~8位かあ。

ハリCANE vol.39

2010年 9月10日

20年位前に、初めて作ったリール4種のご紹介。

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この商売を始める前に、自分用に作った物です。
バーミンガムスタイルではなく、アウトスプール。 
外径は88mmの中型サイズ。 その頃は、渓流は全くやらずに湖、止水専門だった
のでこのサイズにしたのでしょう。 今でも#6~8で使用しています。 各1台ずつ
しか作らなかった為、私の一番大切なリールです。 どんな有名メーカーの高価な
リールより私には大切な宝物です。 作った時の遠い記憶が蘇るからです。 親父に
アドバイスを受けながら、ときには喧嘩しながら、完成した時の苦労と喜びが思い出されます。
材質は、アルミ合金としてはもっとも高級なYH75で、7075と同クラスの超々ジュラル
ミンと呼ばれる物を使用しています。 7075クラスはリール素材として使われることはなく、
硬度に優れる為、金型用として利用されます。 ジュラルミン系はアルマイトの乗りが良くないの
ですが、なんとか良い感じに上がってくれてます。

ハリCANE vol.38

2010年 9月9日

昨晩の涼しさは神の恵みですね。 久しぶりに快眠させて頂きました。 目覚めも爽快です。

今日は、削り仕事の予定。 作るは7フィート雷魚ロッドワンピースブランク。
そこで登場するのが、この特長プレーニングフォーム。 

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3mワンピース用プレーニングフォーム。 左は普通のロッド用。 右は高番手用。
今回は太いロッドを作るので、右のを使用します。 火入れは特長オーブンを使用します。

ハリCANE vol.37

2010年 9月7日

今日の埼玉県の天気予報では、38度の予想。 朝から太陽がまばゆいですが、湿度がないので、
南国のような天気です。 いつ涼しくなるのかと考えると、残暑も厳しいと思ってしまいますが、
いっそのこと亜熱帯性気候の国にでもなってしまえば、諦めがつきます。 そうなると、暑さと
お友達になるしかありません。

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ワンコの朝の散歩は、私の仕事。 毎日田んぼのあぜ道を散歩していると色々と季節の移り
変わりが見えておもしろいですよ。 暑いとは言え、秋は確かに来ています。 いつの間にか
首を垂れはじめた稲穂ですが、早い田んぼでは、もう稲刈りが済んでいます。 種類が違うのか
それとも植えた順番で、早く植えた田は、もう刈り入れ時期なのか。 そのへんは農家でないので
わかません。 ただ、刈り入れの終わった田んぼは、なんとも良い草の香りが漂ってますので
思わず深呼吸してしまいます。 今日は、イナゴの写真撮れませんでした。 朝露が乾くころに
姿を現すのかな?

ハリCANE vol.36

2010年 9月4日

I氏が、午前中に立ち寄ってくれました。 群馬県館林に用があったそうで、帰りに顔を
出してくれました。 館林と言えば、日本でも最も暑い地域ですが今朝の館林は、涼しかった
そうです。 館林は、昔話ブンブク茶釜の由来の地です。 ここからは30分くらい。

せっかく名キャスターI氏が来たわけですから、スプライスド・ロッドを振ってもらいました。

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I氏は、フライの雑誌のワンピース・バンブーロッドの取材時にテストキャスターを務めて
いただいた、超一流フライキャスター。 バンブーで#3ラインは、風の中でも軽くフルラインを
投げきる。 私とは、「東京都板橋区見次公園ワルガキ釣り倶楽部」会員の仲。
で、スプライスド・ロッドを振ってもらった感想。 #6ロッドなのに、#4位にしか感じないという。 
フェルールが無いから軽いということでなく、ベンディングが自然だから軽く感じるのだろうという
ご意見でした。 いきなりダブルホールなどせず、まずは右手だけで調子を見ていることに注目!

P.S.

「東京都板橋区見次公園ワルガキ釣り倶楽部」入会希望者募集中。
 参加資格:子供時分に見次公園で釣りをしたことのある現在50歳台の方。
     






 



ハリCANE vol.35

2010年 9月3日

昨日は、全国平均の気温が130数年ぶりの最高気温とか・・
今日も同じようなもんと思ってよいのでしょうね。
ただ、湿度が下がってきたのがせめてもの救いですね。

蒸し蒸し感が緩和されれば、竿作りという肉体労働も少しは楽になりますので、
今日は朝の楽なうちに竹割り作業。

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竹の割り方などは、インターネットで見てみると人それぞれですね。
私の場合はナタを手に持ち行います。 ここでは、右手にカメラを持って
ましたので手を離して写してます。 ナタを手で持とうが、万力に挟もうが、
その人の勝手ですが、手で持って行うと、その竹独特の感触が手にとるように
分かるようになります。 竹割りとは、竹の声を聞くことなり。

今日は、トンキンの後に、チンバンブー(写真)を初めて割りましたが、驚きでした。
この竹を持っている方はいないでしょうから、手前味噌な話で恐縮ですが、ネバリと
硬さが、他の竹より優れているようです。 優れているというのはロッドに仕立てた
場合に、良いであろうという意味です。 ナタを手で持って割るからこそ伝わる感触
です。 実際に、この竹で作ったロッドを中村羽舟さんに見せていただきましたが、
他のどの種の竹より軽く、反発力はトンキン並に優れていました。 まさに珍
バンブー。

ハリCANE vol.34

2010年 9月1日

モダンスプライスド的発想の進め第6弾

O氏のロッドは10ピースなので、テーピングも9ヶ所。 テーピングは実際には
簡単に巻き終わるのですが、さすがに9ヶ所を巻くのには時間がかかりました。
ただ、実際には5分程度だったのでしょうね。 カップラーメン待つ3分も
長いですからね。

黄色のテープが見慣れてくるとお洒落にさえ思えます。 遠目にはヘラ竿の段巻きの
ようにも見えます。 グリーンとか、花柄とかその日の気分で変えるのもアリかと・・・ 

10pcs_convert_20100901060739.jpg

気になる結果ですが、結論から言いますと、GOODですね。 9フィート10ピース #5で
90gです。 9箇所のテーピングでも、素振りの限りでは、全くガタつくことはありませんでした。
完全に1ピースの感じです。 素直に曲がってくれます。 10ピースでも1ピースの感じが
でるということが実証されただけで、大成功です。 なかなか自分で10ピースのサンプルロッド
を作るには、余程の開拓精神がないとできませんから、それを彼がやってくれたわけです。 
彼の努力には大いに賞賛したいところです。

で、彼が言うところのアクションが悪いというのは、また別の問題でした。 真竹9フィートの
ワンピースロッドを作ったとしても、シャッキとした張りをだすのは難しいでしょう。
竹は火入れで大きくアクションが変わります。 どんなアクションにするかは、作り手が
どう火入れをするか、つまり竿にどう命を吹き込むか次第です。 ・・・なんちゃって。
O氏よ、次はトンキンで試したら面白いんでないかい? 

THE END
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