ハリCANE vol.84

2010年 8月28日

トンキン(アルンディナリア・アマビリス種)の若竹

tonkinbamboo7.jpg

ご覧の通り、トンキンケーンは山の斜面に生える竹。 注意していただきたいのは株化して
生えてません。 トンキンは篠類ですが、真竹などの竹のように真っすぐ1本ずつ生えるようです。
ただ、平地に生える場合はどうなのでしょう。株化するのでしょうか。 その辺の事は南洋植物学者
の白石先生に是非お話しを伺いたいのですが、連絡が取れないとのことでアポが取れません。
ボルネオのジャングルに篭ったままのようです。 

写真のトンキンは細いですが、太い物が採れるようになるには根茎が太くならなければなりません。
後10年位はかかるのでしょうか。 この写真はアルンディナリア・アマビリスの産地、懐集です。 
トンキンの聖地と言ってよいでしょう。 他の場所にも移植された経緯がありますが、この土地の
竹のようには生育しないことが知られています。 現在でもアマビリスの生産の70%はこの土地
から産出されているそうです。 アメリカのデマレスト社がトンキンケーンの輸入を開始した時点
では全てこの地からの輸入だったはずです。 よく昔の竿は竹が良いとかいう話を聞きます。
トンキンの栽培が重なり、今は土地が枯れてしまって良い竹が育たないというのですが、根拠の無
い話だと思います。

アングラーズ・バンブーに登場するMcLure植物博士は1925年に、アルンディナリア
アマビリスの花が咲き、そして竹林が枯れるのを目撃しています。 35年後、再度訪れた時も
偶然花が咲き竹林が枯れたことから、アルンディナリア・アマビリスの竹林寿命は35年である
と仮定しました。 考えてもみてください。 1925年と言うと時まさにバンブーロッド黄金
時代の幕空開けではないですか。 1925年には十分な竹ストックが有ったでしょうが、それ
以降の十数年間は、太いアマビリスの供給に困難が生じたはずです。 写真のような細い竹しか
採れない時期が10数年続いたはずです。 私が前回訪れた時、確認しましたが、辺り一面の山々
は細いトンキンの若竹に覆われていました。 つまり、一旦枯れると、同じ時期にかなりの量で
枯れてしまいしばらくは太いトンキンの供給が満たされないことになります。 現に今、太い
トンキンは僅かな量しか採れません。 そこで10月24日のハリCANE vol.80に紹介
したトンキン代用の竹が存在するということを思い出していただきたい。 何故代用竹? と思い
ませんか。 トンキンの供給が十分であれば不要なはずです。 仮に35年周期であるなら、枯れ
てから15年は細い竹しか産出されず、残りの20年はコンスタントにロッドに適した太さの竹が
供給されるというサイクルが存在したはずです。 (竿用の太いのが全くなくなるという意味では
なく、不足するという意味です) その穴埋めに5種類の代用竹が使われることがあったなら、
良い竹で作られる期間と、それに似た、ただ若干色々な面で劣る竹が混ざってくる期間があった
のではないでしょうか。 というよりむしろ最初からトンキンなどと一緒に入って来た事も考えられ
ます。 その根拠として、MONTAGUE社が最初のバンブーロッドを売り出した時の素材名が
WHITE BAMBOO CHINA CANEだそうです。 代用竹に確か白竹というのあり
ましよね。 アメリカンロッドだけでなく、ぺゾンロッドなど昔の竹は良かったといいますが、
実際には、トンキンの供給サイクルが原因であった可能性があるというのが私の推測です。 
どうです。 そう考えると面白くありませんか。 さて出かけるとしましょうか、聖地へ。
スポンサーサイト

ハリCANE vol.83

2010年 10月27日

竹竿の曲がり癖について少々。

torikomi_convert_20101027062803.jpg

バンブーロッドの正しい取り込みの姿勢はこうです。(断言!)
腕をなるべく後方に伸ばし、ロッドの先端部にのみ負荷がかかるのを避けます。
昨日のブログで、私の作った2ピース(ニッケルシルバーフェルール)のロッドが
55cm~65cmのアメマス50本で曲がり癖が出たとの報告を受けましたが、
上のような姿勢で取り込めば何百のアメマスを釣っても大きな癖でないと思いますよ。
私は竹竿は乱暴に扱いますが、しかし、ファイトのロッドの角度と取り込みには
自然と気を配っています。 魚が大きくファイト時間が長い場合は、ロッドを少し
回して負荷の分散を図っています。 そうすれば竹竿と言え、そう簡単に折れたり
曲がり癖がでたりはしないものです。「竹竿はむやみに立てない」 これです!!

レナードなど古いロッドは完全に乾燥しているので、使っても曲がり癖はもう出ない
はずですが、新しい時代のロッドは火入れの如何によっては曲がり癖が簡単に出て
しまいます。 私は火入れを「ロッドに魂を入れる」と表現します。 バンブーを
削って形にするのは容易ですが、火入れがしっかりしないと「仏作って魂入れず」
になってしまいます。 

ハリCANE vol.82

2010年 10月26日

北海道のS氏がアメマスの写真を送ってくれました。 1日でこんなヤツを70本だって!?

amemas11.jpg

先日は80cmクラスを掛けたそうですが、やはり0x切られたそうです。
こればかりはやった人でなければわかりませんが、寄せては走られ、走られては寄せの
繰り返しを何度もしているとティペットが痛んで何かの拍子であっけなく切られたりします。
私が釣行した際は、2xでしたが、70cmオーバー2回掛けてますが、やり取りがどうして
も長くなり、切られたのと、ノットが解けたのとで2匹ともバラしてます。まあ未熟である
ことも確かでしたが、結び目のカットもあまりギリギリだとアメマスの引きは半端でなく強い
ので、やり取りの末、ノットが解けてしまうこともあります。 大物釣りでは特に注意が必要です。

写真の魚は、S氏が昨日釣ったもの。 カーボンで20匹釣った後、車まで食事に戻り
その後は私の作ったバンブーで50匹。 合計70匹くらい釣ったそうです。 十分火入れを
しましたが流石に曲がり癖が出たそうです。 平均サイズ55cm~65cmを50本も掛け、
強引に使ったので、短期間にそれだけ使えば曲がり癖もでようというものです。 ただ、もっと
強く火入れしても良いことが分かりました。 火入れの甘い竿だとそれこそ1発で曲がり癖が
出てしまうでしょう。 写真のバンブーは金属フェルール付きの2ピース。 今月初旬に私が
アメマス釣行で使った3ピース、スプライスドジョイントのロッドはスプライス部分に若干の
ヒビ割れが出てしまいましたが、同様のサイズを20数本釣り、曲がり癖は一切でていません。

ハリCANE vol.81

2010年 8月25日

今日はちょっと気分が爽やか。 定休日なので自転車に乗ってきました。 自転車といっても
ツーリング用のは持ってませんので、おんぼろマウンテンバイクです。 英語ではバイシィクル、
スペイン語では、ビシィクレタ(だったかな?)タイ語ではチャカヤーン、中国語では
ツーシンチョ。 さながら私のジテ公は、ツーシンチョと言ったところでしょ。 そのツーシンチョ
の15段変速の一番重たいギアでちょっくら宇都宮線久喜駅まで一走り。 全力漕ぎで約1時間
の道のり。 行きは多少雨もパラツキ、用水路の橋を渡ったカーブで転倒。 道路が濡れいて、
後輪が左にスリップ、態勢を立て直すのは無理と判断し、最小の怪我で済むように上手に滑り
こみました。右手を地面について倒れる体を保持し、幸いカスリ傷も無くすみました。 
ナイススリップ!(自褒)

bycicle_convert_20101025111813.jpg

帰り路は太陽が顔を出し、快適です。 どこかのオジサンがコスモスの手入れか何かで土を
ほっくり返してましたが、その雨上がりの土のなんとも良い香り。 その匂いが、かなり気分を
良くしてくれました。 私のブログは、竹、竿、リール、釣り、虫と、だいたいそんな内容ですが
これからは、用水路沿いのサイクリングの様子も加えたいですね。 良く観察すると面白いですよ。
まだ紋白蝶、シジミ蝶が飛んでましたし、アキアカネもまだまだ健在です。 秋の野草や花が全盛
ですね。 黄色の花だと知っているのは外来種の大泡立草。 それと西洋タンポポ、(ダンディー
ライオン?)も咲いてました。 あとは白やピンクの花も咲いてます。 秋の草花は小さめで可愛い
ですね。 名前を知らないことは悲しいことです。 田辺聖子が「身近な物の名前を覚えなさい。 
そうすれば世界が広がりますよ」と言ってますが正にその通りだと思います。 これらの小さな
野草の名前を全部言えたらどんなに心豊かでしょうかね。

ハリCANE vol.80

2010年 10月24日

広東省に竹の博物館があることを発見。

takehakubutukan.jpg

しかし、どうもそれっぽく見えませんね。 建物の裏に竹林でもあるのでしょうか。
それとも竹製品の展示場? いずれにしても今回の中国旅行で是非訪れてみたい
と思います。 

ANGLER'S BAMBOOの著者LUIS MARDEN氏によると、トンキンケーンの代わりとなる
竹は次の通りだそうです。

1.文理竹
2.離間竹(実際は、離の上に竹冠)
3.苦竹
4.白竹
5.筆竹

代わりとなるとはどういう意味なのでしょう。 トンキンケーンとそっくりなの
でしょうか。 しかし、苦竹は日本の真竹のことだと思うのですが・・・
いずれにしてもそれらを含む多くの事を知ることができるかもしれません。



ハリCANE vol.79

2010年 10月23日

反日デモより心配だったのが台風13号の進路。 どうやら広州をギリギリ避けて北上
するようで、予定通りの中国訪問となりそうです。

huaiji2_convert_20101014064534.jpg

写真の川はSUI川。 トンキンケーンの聖地懐集を流れる川ですが、日本語には相当する
漢字がありません。 SUIは広東語のピンイン(中国式ローマ字)です。恐らくシュイと発音
するのでしょう。 かっては船に竹を積み込み下流の竹工場に搬送してたのです。資料によれば、
レナードやペインに使われたトンキンケーンも、かってはこの川を下り、アメリカまで運ばれて
行ったことになります。 

ハリCANE vol.78

2010年 10月22日

奄美大島を襲う豪雨、被害甚大です。 大型台風13号の動きが遅い為、引き続き大雨への
警戒が必要だそうです。 奄美の人達、大変ですが、気をつけてください。

奄美と言えば、私が連想するのは緑竹。 いつか訪れたいと思っていましたが、大雨による
道路寸断が数十か所に及んでいるとのことで、しばらく観光どころではないようですね。

rykutiku.jpg

美しい竹ですね。 台湾原産の竹(篠類)で株化して生えてます。 筍の王様として珍重
されているようで、現在では食用として九州の鹿児島県などでも移植をしているとのこと。
この竹で釣り竿作ったらどんな感じになるのでしょう。 是非試してみたいものですね。

ハリCANE vol.77

2010年 10月21日

メーサロンへの道は1本だ。 昨日のブログの丘陵の道(丘の上に沿って道がある)を進みます。
もっと詳しく書くなら、チェンライ(チェンマイよりさらに北の町)からアジア横断道路を
メーサイ(ミャンマー国境の町)に向かう。 途中メーチャンと言う町で左折すれば、この一本道だ。 
因みに私はチェンマイからレンタカーで一人旅。 少数民族を訪れるトレキングとドライブの旅です。
チェンマイからここまで7時間位だろうか。途中の町で休み休みのお気楽ドライブ。

measaron3_convert_20101021090949.jpg
道を進むと突如町が現れる。 完全に中国の雰囲気。左の家から垂れさがる提灯には
漢字が書かれてます。

measaron2_convert_20101021092046.jpg
お茶の町メーサロンにはこんな綺麗なお茶屋さんがある。 試飲もさせてくれる。

IMG_0001_convert_20101021092341.jpg
メーサロンの町はずれ。 アジア特有の売店、埃っぽさがなかなかです。 ここで食べたラーメン
が旨かった。 いや、ありがたかったと言ったほうが良いのかもしれない。 征服を着た礼儀正しい
小学生も印象的でした。 メーサロンを後にして目指すはメコン川辺の町チェンセンだ。


タイの竹の話から脱線してしまいましたが、これでメーサロンの旅の話は終わりです。

ハリCANE vol.76

2010年 10月20日

昨日はタイの竹の話をしましたので、私がタイで見た竹の画像を探してみたのですが見つかり
ませんでした。 このメディアに入っていなければ削除してしまったのかもしれません。 

替わりの画像です。 タイ北部山間の中国人町メーサロンへと続く道です。
mesaron_convert_20101019102527.jpg

アジア旅行ファンにとっては、たまらない景色です。 眩しい青い空、汗ばむ気候、遠くに山が
見えますが、それを越えるとミャンマーです。 タイ北部は穏やかな山が続き、なんとも心を
和ませてくれます。 画像中央付近に桜が咲いているのがおわかりになりますでしょうか。
画像左の丘の上から左に見えるグリーンは多分竹でしょう。 昨日お話した株化した太い篠を見た
のもこの途中です。 

この丘の上を這うように道は続き、中国人の町メーサロンへと延びてます。 あと20分も走れば、
突如、中国語の看板が目立つメーサロンの小さな町が出迎えてくれ、なんとも不思議な感覚を覚え
ます。 ここは、宿でもとってゆっくり一泊したい所です。
毛沢東の時代、共産党に追われた国民党ですが、蒋介石と一部は台湾に逃亡。 残りは、各地へ。 
そしてタイのこの地へのがれた中国人が開いた町です。 台湾からお茶の木を取り寄せ栽培してい
ます。ここのお茶はタイでも有名で、日本人の口に非常に良く合います。 運が良ければお茶摘み
をしている風景にも出合えるでしょう。 メコンナマズの釣れる大河メコン川も目と鼻の先です。

ハリCANE vol.75

2010年 10月19日

デモ関連。 と言ってもこの写真は今年5月、混乱のタイ。 UDD反政府(通称赤シャツ)デモ隊が
市中道路を占拠している写真。 その後、政府軍によって鎮圧。 覚えている方も多いでしょう。

takusin.jpg

よく見てくださいよ。 彼らの武器。 竹槍での決起です。 かって、日本も太平洋戦争の終わり
頃、本土決戦に備え、国民総動員の名のもとに、学童まで竹槍でエイ!エイ!と練習させられた
話を親から聞かされたものです。

竹竿師を自称するなら、ヤフーニュースに掲載されたこの写真に興味を持って頂きたい。
彼らの槍は、節の低いロッド製作に向いた篠類です。テレビのニュースでも見ましたので
確信を持ってそう言えます。

私のデジカメのメモリーカードのどこかにもタイの株化した大きな竹の写真があったはずです。
今度、ご紹介したいと思います。 ただ、この写真の竹(篠ですが以後、竹と呼びます)は、
私が見た竹とも違うようです。 まさかあのマイロ竹か?? 伝説の??

タイにはマイロ竹と言う竹があるそうです。 昔、多田釣具製作所が鯉の六角竿に使用したのが
タイから取り寄せたマイロ竹であり、中国のトンキン竹と同じものであると、鯉竿の説明書に
書いてあります。(その説明書持ってますが、本当にそう書いてあります) 
ただ、タイにはトンキン竹(私が言う所のアルンディナリア・アマビリス)など無いでしょう。 
アマビリスは中国広東省の竹です。 アメリカ、南米にも移植されたことはあるようですが、
タイにはタイの竹が沢山あるでしょうから、中国からアルンディナリア・アマビリスを移植
した可能性は低いと考えるべきでしょう。 中国の竹ならみなトンキンと呼ぶ傾向がありますが、
タイのトンキンとはまたまた何ともややこしい。 私の頭も混乱です(笑) 
今度、タイにバラマンディーを竹竿で釣りに行く計画を立ててますので、そのついでに
マイロ竹を探してみることにしますか。

ハリCANE vol.74

2010年 10月18日

大丈夫か反日デモ。 
中国国民の経済格差への不満。 そのガス抜きに利用される反日感情の煽り、そしてデモ。 
今回のデモは学生が中心となり、携帯で呼びかけ決起されたものらしい。  
明らかに時代も手法も変わっていきます。 ALL THE TIMES THEY ARE CHANGING.
そんな中、私がノコノコと中国内陸に出向いて行く訳ですね。 ジャパニーズ・フィッシャーマン
中国へ行く。  

20050409121208[1]

それと気になるのが台風13号。 最大風速90メートルって、一体どんな風が吹くんでしょう。
雨が横に振るって、想像しただけでも凄い事態です。 その恐ろしい台風が21日香港を
暴風域を巻き込むと予想。 逆に今年、日本海を通過する台風が減少。 日本海の海水温が20度
を割らず、鮭の接岸、遡上が遅れているという。 温暖化が進むと、日本に鮭が上らなくなる日が
来るのでしょうか。 

ハリCANE vol.73

2010年 10月17日

群馬県桐生市、渡良瀬川市民広場にてネーチャーリングアクト主催によるフライフィシング
セミナーが行われました。 和気あいあいの雰囲気の中、私も楽しく参加させて頂きました。 
今回は、島崎憲司郎さんのオリジナル・テクニックの解説が中心に行われましたが、釣りに
対する考え方、姿勢、技術の高さには驚くばかりです。


ダイレクト釣法を解説する島崎憲司郎さん。 モノフィラのラインで的確にスポットに入れる。 
まるでルアーを投げているようにラインが走る。 これは面白い。 それに絶対に良いはずだ。
natureingact1_convert_20101017232021.jpg

釣り方、リーダーシステムの作り方などのレクチャーが終わり、最後に希望者は中村羽舟さんの
バンブーロッド試し振りを体験。 どのロッドも火入れが効いて張りがあり、それにかなり軽い。
ナローループ、スローループ、皆さん思い思いのループを楽しんでいました。

natureingact_convert_20101017233051.jpg

ネーチャーリングアクトの橋本さん、古賀さん、皆さん、来年もまた参加させてください。

ハリCANE vol.72

2010年 10月16日

トンキンケーンは今では中国の竹の総称となってしまっているような感もあります。
釣り以外の分野で調べていた時に発見したことですが、中国から輸入されている竹は、
その種類に関係なくトンキンケーンと単語で括られてました。 ただ実際、トンキンは
ベトナムの地名で、中国の地名ではないのですがそのあたりも混同されているようです。
もっとも竹竿を作らない人にとっては、どうでも良い話かもしれません。

yellowbamboo.jpg

ただ竿を作る人にとっては、竹は多かれ少なかれ興味の対象ですが、しかし分からない部分
が多いですね。 日本の真竹、淡竹、孟宗竹、矢竹などは、日常生活にも関係してますので
身近な存在すが、他のアジア諸国の竹は、種類も多く謎である。 関係する書物も限れれて
いるし、内容も不十分。 現地に行って調査するのも学者でないのだから無理な話。 全く
歯がゆい手の届かない分野の植物のようにも思われる。 ところで、麻竹について調べて
ましたが、面白い記述がありました。

写真は棹の太い見事な竹です。 竹というより篠です。 
書物によると篠は皮が何時までも(何年も?)残っているものであり、竹のはすぐに落ちてしまう。
写真の竹は麻竹。 ラーメンでおなじみのメンマの材料。 皮はチマキにも利用されるらしい。
この竹がアングラーズ・バンブーという書物の中で紹介されているイエローバンブーでは
ないかと思えるようになってきました。 調べてみると台湾原産であるが、中国でも広東省、広西省
など広く栽培されているとある。 トンキンケーンの聖地、懐集に行く途中のSUI川沿いに密生
している立派な竹は、多分この麻竹でしょう。 葉の形状、株化して生えている、太い棹といい、
そっくりである。 因みにトンキン竹は篠類ですが、株化しないで真竹のように真っ直ぐに生えます。 

ハリCANE vol.71

2010年 10月15日

トンキンケーンはベトナムから出荷されたからそう呼ばれると思っている方も多いようです。 
でも実際、アメリカはトンキンケーンを広州の黄浦港から本国に輸送していたと考えるのが
正道です。 黄浦港は、不平等条約を清政府に締結させ開かせた港です。 トンキン原産地は
今なら車で僅か4時間の距離。 竹は当時、欧米にとって珍しい物。 家具やスキーのポール
等に使われたと文献にあります。 当時、アメリカでは相当数のトンキンケーンを本国に輸送
したとおもわれます。 あまったトンキンは汽車の燃料にしたという、嘘か本当かわから
ないような話まである位です。 そんな状況の中で、レナード、ペインなども、十分乾燥した
ナチュラルケーンの材料調達には困らなかったのではないでしょうか。 バンブーロッドの
歴史は世界史と重ねると大変興味深いですよ。

tonkingauge_convert_20101014221008.jpg

写真の物は、トンキン・ゲージとでも呼ぶのでしょうか。 トンキンの径を図るものです。
トンキンケーンの輸出は用途に応じ太さで選別していたということがわかります。
昔は重要な外貨獲得の大切な資源である為、政府は竹業者に管理を依頼しますが、今でも
竹業者は政府の許可無く勝手に伐採することはできません。 建築足場の竹は、別種の篠類や
竹類でしょう。 実際、中国の建築現場に近ずいて何度か確認したことがありますが、苦竹
(日本の真竹?)で組んであるのもあれば、トンキンのような竹(竹業者曰く高竹?)で組ん
であるのも確認しています。 トンキンケーンは他の竹と比べ外貨獲得用である為、足場材
としては使われなかったと思われます。

現地竹工場内の写真ですが、寝かせてある細い竹も大変綺麗に管理しています。 他にも
竹業者はたくさんありますが、外で乾燥させ放しにしている業者も多く、そういう竹は
遠くから見ても汚いです。 この業者は几帳面で、雨が降ると建物の中にしまってしまう
とのことです。

ハリCANE vol.70

2010年 10月14日

チリの落盤事故の救出は順調ですね。 今、朝6時の時点ではあと8人だそうです。
頑張ってください。 エスペランサは希望。 そう言えば私も昔エスペランサという
名でリールを作ってました。

babytonkin_convert_20101014070418.jpg


トンキンケーンです。 まだ若い竹林ですので、細いですが、皆さんが憧れてやまない
レナードにしてもペインあるいはペアブランディンのロッドにしろ、皆この辺りから採
れた竹で作られています。 トンキンケーン、アルンディナリア・アマビリスの原産地です。
しかし、遠いですよ。 広州市から山に向うこと約4時間。 今月末は、再びこのトンキン
ケーンの聖地を訪れます。 ここを訪れるのは大変ですがバンブーロッドを作る人間として
大変誇りに感じます。 航空券の手配も終わりました。 その模様はブログでもご紹介する
つもりでいます。
言っておきますが、本物のトンキンは香港あたりで手にはいる建築足場材ではありませんよ。
そう固く信じている人もいますが、外見は似ていても違う物です。 勿論足場材の竹でも
竿になりますので、それはそれで良いと思います。 ただ、私がこだわっているのは
あくまでもレナードなどに使われていたアルンディナリア・アマビリス種かどうかです。

ハリCANE vol.69

2010年 10月13日

今日は南米チリの落盤事故者救出の件で持ち切りになるでしょうね。 久しぶりに良いニュースで
感動することになりそうです。 無事救出きるよう心からお祈りしています。

スペイバムの吉田さんが私のアメマス用スプライスロッドを管理釣り場でテストしてくれました。

015_1_convert_20101013071416.jpg

トップ側のスプライス部の曲がりが顕著で、自然なつながり感ではなく、ストレスが大きいかも
というご指摘を受けました。 確かにその通りで、ぎくしゃくしてますね。 スプライスの角度を
変えて接地面を大きくすれば解決するのでは、とアドバイスを頂きました。 今ある現物のアメマス
ロッドの角度を変えれば簡単に直せる事に気が付きました。 ジグを作ってしまえば簡単です。
そういう点でもスプライスはテストが楽です。

さて、今月は再び中国です。 日中関係、こちらもぎくしゃくしている中での訪中となります。
トンキンケーン探訪紀行第2弾、ブログでアップしますか。

そうそう昨日、中村雨舟さんから島崎さんのネーチャリングのお誘い受けました。 
島崎さんのフライの世界、勉強になりますからね。 とても楽しみです。バッチリ録画させて頂きます。

ハリCANE vol.68

2010年 10月12日

スプライスドの研究は北海道のアメマス釣りでの実践も踏まえ、ある程度の結果が出たと思って
ましたが、どうやら盲点があったようです。 スペイバムの吉田さんから写真提供して頂きました。

003_1_convert_20101012065502.jpg

上のが私の作ったスプライス部、下がシャープス 9フィート2ピースのスプライス。 斜め部分
が私のより倍あります。 確かに、私の角度だと、斜め部分が短い為、上下に多少のずれや横に
動く現象がありました。 ただそれらの現象は、実際の使用にあまり影響が無い為、伸びの少ない
テーの選択、ズレ止めの細工、あるいは補強を入れる等で対処できる問題かと思っていました。
しかし、角度をもっと鋭角にすれば、これらの問題は、多分全て解決してしまうはずです。
 
早速斜め削りのジグを作り直しテストロッドの製作を始めることにします。 ワンピースブランク
のストックは沢山持ってますのでジグさえ作れば早々にテストできます。 結果報告をお楽しみに。
少しずつ、いや完全にスプライスにはまってしまってます(笑)

少々ショックだったのは、やはり吉田さんの情報ですが、ペア・ブランディンが既にライトラインの
スプライスを行っていることです。 う~ム ブランディンさん、流石前衛ロッドビィルダー
PS 吉田さん、情報ありがとございました。

ハリCANE vol.67

2010年 10月11日

アメマス用に作った3ピースの部分は、アママス君の反撃を受け負傷したことは
レポートした通りです。

それでは最初に製作した2ピースのスプライスドロッド第一号はどうなっているのだろう。
完成してから1度テープを剥がしましたが、同じテープをそのまま巻きなおし、すでに
1ヶ月以上、毎日キャスティングの練習に使っています。 ただ、まだ釣りでテストはしてません。
そこで、巻きっぱなしのテープを取って、スプライス部分の状況を確認してみました。

IMG_1922_convert_20101011101426.jpg

全く問題ありません。 小さなクラック一つありませんでした。 ただ、今後はスプライスの
部分に補強を入れるつもりです。

スプライスで分かってきたことは、テープの伸びとアクションの関係です。 テープには多少の伸び
があります。 ロッドアクションがスローであれば、テーピング部分にかかる力は小さく、ティップ
アクションのロッドは、ジョイント部分は硬いので、テープを伸ばそうとする力は、スローアクション
より大きいはずです。 ただ、#3~4ロッドでは、ブランク自体も軽い為、スプライス部分に
かかる力は小さく、問題はないでしょう。 高番手の場合はスプライス部分にかかる力も相対的
に大きいため、伸びの少ないテープを選択するか、巻き数を増やして対応することになるでしょう。

ハリCANE vol.66

2010年 10月8日

アメマス釣行記 後日談

今回のアメマス釣りの目的の一つは、スプライスロッドの強度テスト。
実は、最終日、うす暗くなるまで釣りをしてました。 20時20分の羽田行きなので
十分に間に合います。 慌てる必要はありませんでした。 我々は、暮れ行く残光の
る中で、つい先程までの釣りの余韻を味わいながら、帰り仕度をしたのでした。
その時は確かにスプライスの状態は問題無しだと思ってました。 またその事も釣果
同様に満足だったのですが・・

hari20_convert_20101008194801.jpg

本日、ロッドを掃除すべく、点検しながら確認していくと、ティップとバットのスプライス
部分に小さいながらクラックがあるのを発見しました。 瞬間接着材で補修出来る程度の
クラックですが、はやり敢えて強引なファイトを20回以上行った為、スプライス部分に
疲労が来ていたのでしょう。 

やっぱりね! 正直、これで良いのです。 最初から全て順調に事が運ぶはずもありません。
改良点を洗い出す為の強度テストです。 確かに最初からスプライスの薄い部分に若干不安が
あったのは事実です。 そう言えば、スペイバムの吉田さんに見せて頂いた13フィートの
スペイロッドにも補強が入っていたのを思いだしました。 そして今ならその意味が分かります。 
ただ、補強の仕方は色々考えられます。 モダンスプライスロッドを進化させなければなりません。
やはりスペイロッドを作る必要がありそうですね。

ホームページのCOLUMコーナーにも「アメマス釣行記」をアップしましたので、
ご覧になってください。

 

ハリCANE vol.65

2010年 10月6日

9月15日 vol.43からスタートしたアメマス釣行記もいよいよ最終回です。 単に魚釣りの
記録を残そうと思って始めた訳ではありません。 自分の竿で釣りに挑戦する楽しさをお伝えで
きれば、嬉しいのですが。

アメマス釣行記 最終回

水中に突き刺さるライン。 大きいと底に張り付いたらなかなか動かない。 #8バンブーロッドで
魚を底から剥がしにかかるが、なかなか手強い。 やっと動いても流れを上るか下るか、そして
また底に張り付く。 これの繰り返し。 ただ、いきなり走ったり、跳ねたりする魚もいました。

hari10_convert_20101007104431.jpg

これはまた別の魚。 連続ヒットの爆釣モードに突入してしまった。 使用したロッドは
全てスプライスド。 ロッドの曲がりにご注目。 バンブーロッドはこのくらいロッドを倒して
ファイトしても全く問題ありません。 カーボン専門の人から見たらロッド倒しすぎに思える
かもしれませんが、バットで大きな加重に対応しています。

hari11_convert_20101007105011.jpg

私と70cm弱の良型。 このあと70cmオーバーをかけるも強力な跳ねでティペットブレイク。
ただ、私はサイズには拘らないので、バラしてもぜんぜん気になりません。
hari12_convert_20101007105535.jpg

このくらいのサイズをどのくらい釣っただろうか。 気がついたら相当な数釣ったはずですが
数えることもしなければ、サイズを測ることもしませんでした。 釣る、それだけでよいと思ってます。
hari13_convert_20101007110152.jpg

最後に案内して頂いたS氏の写真。 ロッドは2ピースバンブー8’6”#8。 このクラスの
バンブーロッドは重いのがあたりまえ。 使いこなすには、ウェイトトレーニングでリスト強化
を行うことをお勧めします。 男の道具はタフでなければ使えない・・

hari15_convert_20101007112240.jpg

S氏は、取り込みも驚く程早い。 彼のアシストが私の北海道釣行を快適なものにしてくれている。
hari16_convert_20101007113348.jpg

今回のアメマス釣行の目的は、久しぶりの北海道での釣りをすることであり、古くからの友人と
再会するためのものでもあり、これからバンブーロッドを自作して釣りをしたい人への指針でも
あり、また再三述べてきたスプライスドジョイントのテストでもあったのでした。 そんなこと
わかってるよ、というベテランの方には、笑止千万な表現もあったかもしれませんがご容赦下さい。

 

PS  
アメマス釣行記はホームページコラムコーナーでもアップロードする予定です。                     

ハリCANE vol.64

2010年 10月6日

アメマス釣行記 最終回 前編

2泊3日なんてあっと言う間だ。 十分な成果のないままついに最終日に。
スプライスドの結果もまだ出していないではないか。 緊張の9回裏の攻撃。

しかし、初っぱなからとんでもない事態が待ち受けていまいた。 ウエーディング
シューズが壊れたのです。 2度目の使用だというのに、昨日からフェルトが剥がれ
はじめ、それだけならまだしも、シューズの底部が取れはじめてきました。
ウェーディングシューズのスペアなんで誰も持ってきてるわけありません。
泣きっ面に蜂とはこのことか。 これでは川通しに歩けたものではありません。

これがその問題を起こしてくれたウェーディングシューズ。 苦肉の策でこの場は
持参していたガムテープをグルグル巻きにして、なんとか乗り越えましたが、歩きずらい
ことこの上無しでした。
 
hari_convert_20101007095632.jpg

朝の柔らかい日差しの中でスプライスドにテーピングする。こんな準備のひと時こそが至福なのかも
しれません。

hari7_convert_20101007101104.jpg

さて、準備も終わったので川原へ降りましょうか。


継いだ状態のスプライスドロッド
hari14_convert_20101007111141.jpg

ハリCANE vol.63

2010年 10月5日

アメマス釣行記 第15弾

川が荒れれば、そう簡単に収まりません。 今日も濁りと増水で厳しい釣りが予想されます。
ただ幸いなことに雨は収まり、朝目覚めるとまばゆい青空が広がっているではありませんか。

釣り人が良く利用する釧路全日空ホテル。 朝食付き1泊5900円とリーズナブル 
hari4_convert_20101007084903.jpg

ホテルの朝食バイキングをしっかり頂き、準備OK。 状況は厳しいと思われるが、まずはホテルを出発。
途中、丹頂鶴を目撃。 牧場の中でしきりになにかを啄ばんでいました。 遠くに鷲も飛んでいました。


別の川も同じような状況だ。 これはかなり厳しい。 今週末は絶好の狙い目になるのでしょう。
hari5_convert_20101007085739.jpg

こんな時は、魚の集まる場所を探すしかなさそうだ。 ちょうど入り江のようになっていて
コーヒーブラウンの本流と入り江のまだましな水との交じり合う場所を発見。 そこを攻める
S氏のロッドに早くもアメマスがヒット。 早速私も挑戦。 小さなアメマスを2本釣るも
アタリはぴったりと無くなってしまった。

40cmくらいの小型のアメマス。 私の作ったバンブーロッドとリールはハーディーセントジョージ
hari6_convert_20101007090220.jpg

この後は、色々とポイントを変えてみたもののどこも全く反応なし。 上流部に移動した
ところ、濁りは薄く、魚もところどころに確認できましたが、単独行動の魚はまず反応しません。
橋の袂の流木がたまった場所で魚の跳ねがあり、攻めるがポイントが狭く、アップでは話に
なりません。 ダウンで攻めたところ、なんとか1匹出しましたが、40cm程度の小型。
本州から釣りに来ていた人の話では、午前中はこの上でかなり上がっていたとのこと。
明日も上流部を攻めるしか選択枝はなさそうです。

hari19_convert_20101007165813.jpg

今日のホテルは本別温泉グランドホテル。 隣町の池田町から妹の家族が温泉に入りがてら
遊びに来てくれましたので、楽しい時間が過ごせました。 
それにしても釣れてれば風呂上りのビールがもっと旨かったんだろうな。

hari17_convert_20101007175033.jpg






ハリCANE vol.62

2010年 10月4日

アメマス釣行記 第14弾

JAL1147便釧路行きは、12時55分の出発。 16番ゲート待合場でテレビを
見ながらサンドイッチで軽く腹ごしらえ。 テレビから流れて来たニュースに耳を疑いました。

「北海道は記録的な大雨。 太平洋沿岸部の多いところで1時間160mmの降雨量に
達し・・・」 き、記録的大雨!? 160mm!? 太平洋沿岸!? 脳裏に嫌な予感が・・

黙々とニンフを流すS氏だが
haricane1_convert_20101007065506.jpg

雨の釧路空港に降り立つと、S氏が待っていてくれました。 3年ぶりの再会です。
今回の釣りの目的は色々ありますが、彼と久しぶりに会うのもその目的の一つ。
再会を喜びあいながら、早々川へ向かうことに。 釧路地方は前の晩から雨がまだ
振り続いています。 そして我々を待っていた川はご覧の有様。 嫌な予感は見事的中。
コーヒーブラウンの水と増水。 最悪のコンディションです。

それでも一応竿をだしてみることに。 薄暗くなるまでやってみましたがアタリは
全く無し。 魚は一体何処へ? こんな状況では、魚は流れの緩い障害物の下などに
隠れているのでしょう。 到着日なので、本日の釣りはどうでもよいのですが、明日
明後日の釣りに暗い影が忍び寄ります。 

荒れた流れを前に立ち尽くす釣り人。  女神が微笑むはずじゃなかったのか・・
hari3_convert_20101007075640.jpg

この日の為にバンブーロッド3本、フライ50本を巻いてきた私の努力は・・・
まあ釣りってこんなもんですよ。 自然相手ですからね。
気を揉んでもしょうがありません。 明日は明日の風が吹くってことで、
我々2名は川を後にしました。







ハリCANE vol.61

2010年 9月3日

アメマス釣行記 第13弾

いよいよ明日、北海道に出発。
心配していた天気も、釧路は今日/曇り雨。 4日/雨 5日/曇り晴れ 6日/晴れ
ということは、今日から下り坂で、本番の5~6日にかけて回復ということですね。
まったくその通りであれば、理想的ですね。 少し濁りが入れば、ニンフの食いが
良くなるそうです。 女神が微笑みかけているのか? 

rodreel777_convert_20101003075630.jpg

昔は遠征の際に必ず製作していた頃のロッド。 今回はスプライスドの強度テストを
しますが、万一に備えてのスペアロッドとして持っていきます。 #6なのでスペアという
より実際に使う予定です。 リールはワンメーク。 自分用に作った1台しかない物。
裏側には、ディスクが露出していて、スプールと一緒に回転しますので、パーミングが
できます。 ハンド・ディスクブレーキということになりますか。 ディスクブレーキや
アンチリーバースとか、メカの搭載したリールよりも、ただのクリックリールで大物とファイト
するほうが楽しいと考える人達がいます。 サンフランシスコのバンブーロッドビィルダー
マリオ・ウジニッキもその一人で、カリフォルニアのスチールヘッドを、クリックリールで
やりとりするのが面白いんだと話してくれました。 それならと私のリールを進呈したところ、
さっそくスチールヘッドで使ってくれたようで、感謝のお返事を頂いたことがありました。
私はクリックリールしか作りませんので、それで大アメマスとファイトしてきます。

明日からは、そんな訳でハリCANEブログは数日間お休みさせていただきます。
アマメス釣行記もいよいよハイライト! 結果は帰宅後、小出しにダラダラと、面白可笑しく
ご報告させて頂きたいと思います。 乞ご期待!

PS
6日迄、私は留守にしますが、レオンSHOPは開いてますので、ご注文は承っております(笑)

ハりCANE vol.60

2010年 10月2日

アメマス釣行記 第12弾

アメマス釣行記も第12弾。 北海道行きもいよいよカウントダウンに入りました。
9月15日に北海道行きを決定してから、その準備をしていましたが、そのプロセスが一番
楽しいのかもしれません。 

ame11_convert_20101001210707.jpg

今回の北海道釣行の目的は沢山あります。 ロッドメイキングをすることの意味をこのブログ
を通してお伝えするのもその一つです。 釣りのストーリーは、竹割りから既に始まっています。 
上の写真は、今回の釣りを想定して製作した3竿。 釣り場、対象魚を想定して作っています。 
9月15日から制作スタートで、2本のロッドを竹割りから完成させてます。 またもう1本は
既にあったブランクから仕上げました。 (仕事の合間の限られた時間内でで作りましたので、
仕上げにはあまり時間を掛けてませんが、使用するには全く問題ありません) 
そして目標のアメマスを釣りあげた時、この北海道アメマス釣行編は完結するのです。

5日の宿泊地は本別グランドホテル。天然温泉のホテルです。 場所を調べた所、な、な、なんと
妹の住む池田町の隣町ではありませんか。 さっそく妹に連絡したところ、家族でホテルまで遊びに
来てくれることになりました。 天気予報では、5~6日は天気がが悪く、大雨で釣りにならないかと
多少心配もしてましたが、これならいくら大雨が降っても妹の牧場に遊びに行けばいくらでも楽しく
過ごせます。 しかし、妹、なかな良い所に住んでるな。わたしも池田町あたりへ引っ越すかな・・・ 

(注)池田町は帯広に隣接する町。 小高い丘の中腹にある町営ワイン城では、利別川の流れる
十勝の風景を楽しみながら十勝牛の食事と十勝ワインが楽しめますよ。 その小高い丘を登れば
妹の牧場です。 またドリカムの吉田美和さんの生まれ故郷としても知られています。

ハリCANE vol.59

2010年 10月1日

いよいよ10月。 4日後には北海道です。 ただ心配なのが天気。
4日は雨の予報。 5~6日は曇り雨。 どうせなら天気が良いほうが良いですからね。
釣れなくても天気が良ければそれだけで気分は良いものです。

browntrout1_convert_20101001065101.jpg

写真のブラウンはS氏が送ってくれたもの。 確か去年の写真です。 
最終日の6日には、午前中この川でレインボーとブラウンを狙いに行くかもしれません。
メインターゲットは釧路のアメマスですが、釧路のアメマスと言えば、川の名前はだいたい
察しがつくでしょう。 最近では有名ですからね。 関東からもフライショップがお客を案内
して釣りに行っているくらいです。 ただ、北海道では、C&R河川以外は川の名前は出さ
ないのが恒例になっているようですね。 荒らされるからでしょうかね。 阿寒川とか諸滑川
とかは雑誌でも名前を出してますが、それ以外は名前は出してませんね。

写真の川は、今回訪れるアメマスの川からは車で1時間程度の所にあります。 川の名前を
出したからと言って本州の人が大勢訪れることはまずないと思いますけどね。 皆、熊が怖い
ですからね。 釧路の川も上流に行けば熊が出るらしいですよ。 わたしは熊出没地帯は嫌いで
はないです。 熊鈴をカランカラン鳴らして道南のイワナの川にはずいぶん行きました。
人の気配で熊のほうから逃げていくと勝手に想像してますが、いつかバッタリ出くわして腰
でも抜かすんじゃないでしょうかね。 
プロフィール

三浦 洋一

Author:三浦 洋一
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR