ハリCANE vol.97

2010年 11月25日

まだ仕事の手が空かず、なかなかQUADロッドの試作ができません(汗”)
ただ忙しいと言っても、貧乏暇なしの忙しさです(笑)
師走になったら多少暇になりそうですので、管理釣り場で遊んでくる予定です。 
先日あまりテストできなかったスプライス1号を使う予定ですが、スプライス部分は
セロテープで留めて毎朝キャスティング練習。 既に10日くらいたってますが、
全くNO PROBLEM!

夜毎、読み耽っているのが浅田次郎の「中元の虹」。 「蒼穹の昴」の続編。

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中国近代史を舞台にしていますので、これまた面白い小説です。


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ハリCANE vol.96

2010年 11月19日

あまりに美しいグリーンハートロッド。 大変コンディションが良く、殆ど使用されて
いない状態でした。 1800年代後半~1900年前半の物だと思われます。
それこそ中国で言えば浅田次郎の歴史小説「蒼穹の昴」の時代(清)の物でしょう。
昨日蒼穹の昴4巻読み終えました。 

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昨日のブログでご紹介しましたハーディーコレクター高橋さん所蔵の物です。
思ったほど重くなく使おうと思えば使えるロッドです。 ラインで言えば#5~6くらいの
感じでした。 バンブーロッドが全盛になる前にグリーンハートが主流の時代があった訳
ですが柳の種類なのでしょうかね? その辺は不勉強で、詳しくは知りません。

もっと興味あるロッドも拝見させて頂きました。 それは3ピースのグリーンハートロッド。
先端だけがバンブーという物。 今から思えば写真を撮らせて頂くべきでした。 それこそが
バンブーが最初に使用されたロッドです。 1800年代後半、竹片を張り合わせ3psグリーン
ハートのトップセクションとして使用されたのが最初であると文献にあるからです。 まさに
グリーンハートロッドからバンブーロッドへの移行期のロッドで、その後バンブーが主流と
なっていく訳です。 言うまでもなく、バンブーはカルカッタケーン、そしてトンキンという
流れです。

ハリCANE vol.95

2010年 11月18日

昨日は、WFFJ(フライフィシング世界大会日本支部)の集まりがあり参加してきました。
場所は、ハーディー世界一のコレクター、高橋さんのご好意によりご自宅にお邪魔して
行いました。

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WFFJ会長、石村美佐子さん始め会員の方々(私も会員ですが)大変興味深く高橋さんの
コレクションに圧巻され、驚きと感嘆をもって説明に聞き入ってました。 写真は、まず最初に
説明を受ける小物のコレクション。 古いフライワレット、テグスの付いた状態のウェットフライ、
最小のアーミーナイフ、胸ポケットに取り付け可能なルーペ、1938年まで詳細に記された釣り
日誌、フォーセップス、古いルアー、ジャパンブラック(漆)の施されたハーディーのブリキ製
フライボックス等々、小さな小物の説明だけでも有に1時間あまりかかります。 一行はその後、
別室のリールの部屋で説明を受け、さらなる驚きと感動を受けていました。 美味しいワインと
チーズを頂きながら始まった歓談も楽しく有意義なうちにあっというまに過ぎてしまいました。 
石村会長も大変ご満悦のようでした。 気をつけてアメリカへお帰りください。 惜しむことなく
場所とコレクションの説明をしていただきました高橋様、色々ありがとうございました。
来年はイタリア大会、私も選手として参加したいのですが、大蔵大臣が・・・

ハリCANE vol.94

2010年 11月15日

蒼穹の昴3巻目に入りました。 NHKテレビより小説のほうがハードボイルドで面白いですよ。

昆明湖から望む北京郊外の頤和園。 西太后こんな風光明媚な楼閣に避暑したのですね。 

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北京の緯度は確か北緯39度??。 黒龍江省にはパイクやイトウがいると言いますから。 
北京より北にはトラウトの住む川も多々あるはず。 グーグル・クロムで中国語検索した友人が、
毛針でテンカラ風にレインボートラウトを釣っている映像を見たそうです。 虹鱒は食用として
移植され勝手に川で繁殖しているそうです。(ホントかね?) フライで挑戦したいですね。 
まずはその毛針の連中にコンタクトしたいですね。 FLYFISHING IN CHINA 

ハリCANE vol.93

2010年 11月14日

今、嵌まっている本のご紹介。 ついつい読書を忘れがちな生活をしてますが、子供を本屋に
連れていった際に目にとまってしまいました。  

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激動の中国清朝を舞台にした物語。 トンキンケーンはアメリカ、イギリスでバンブーロッドに
重宝された竹です。 かねてよりその輸入経緯において歴史的背景に興味がありましたので、
期せずして勉強になってます。 こんな小説が読みたかった~
(ストーリーは竹とは全く関係ありません)

ハリCANE vol.92

2010年 11月11日

四角ロッドをつくる為のプレーニングフォーム

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左右対称の2本のフォームが必要です。 測定は、私の場合は90度ポイント
で1/2の数値設定。 と言っても意味不明だと思いますが。 マリオ・ウジニッキは
溝の幅をノギスで測定し、削りながら誤差を補正して行うと言ってましたので、
ペア・ブランディンもそうして行っているはずです。 ウジニッキさんに、90度
ポイントで行うと早く精確に設定できるから、今度送るよ、と言ったきり忘れてしまい
ました。 悪い事してしまいました。 ウジニッキさんが私の耳元で、「フォームの
材料はコールドロールスチールが良いよ」と内緒話をするように言っていたのが印象的
でした。 あのギャリソンのフォームと同じ材料のことです。 因みにレオン製フォーム
はS45Cスチール。 炭素含有量によりS55Cなど数種類あります。 コールドロール
は生鉄の引き抜き材。 カンナの刃でフォームも削れてしまいますが、それ故、刃の切れ
の持続につながるというのがメリット。 全ては一長一短があります。 何をメリット
とするか、製作者の感え方一つということになります。

ハりCANE vol.91

2010年 11月10日

初めて4角ロッド、5角ロッドを作ったのは今から10年位前でしょうか。
試作で急いで作ったので良い出来ではありませんが・・
上が四角、下は5角スウェル?

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当時は4角用、5角用プレーニングフォームを販売していまたので、その性能
を試すべく作った訳です。 4角も5角も削るスプリットは2等辺三角形ですので、
フォームは左右対称で2対使います。 6角ロッドのスプリットは正三角形ですので
1本のフォームで良いわけです。 試作の感想は今でも鮮明に記憶しています。 
5角は72度ですが振り分け54度と18度の為、非常に安定が悪く、慎重に削っても
製作が難しいのですが、4角ロッドは直角と45度の振り分けの為、安定が良く、大変
製作しやすかった覚えがあります。

5角ロッドは製作が困難ですが、キャスト時にバックとフォワードで同じ力を加えた
場合、バックは弱く、フォワードは伸びが良いという印象があります。 あまり気に
しなければ6角とそうたいして変わりないですね。 それに対して4角ロッドは全く
別物です。 角ばってますね。 キャスティング中にも慣れないと違和感があります。
その違和感が面白いのではと今思うようになりました。 そんな訳で5角はやりま
せんが4角ロッドには10年ぶりの挑戦です。 どうせやるならスプライスジョイント
です。 テーマは4角というより、やはりスプライスの検証に主眼をおいてます。
スプライスにもっともふさわしいロッドの在り方の追及です。 テーパーはティップ
アクションではなく、バットアクションがスプライスに適していることはわかりまし
た。 はたして6角より、スプライスの面積の多い4角(QUAD ROD)に勝算が
あるのか。 

ズバリ HEXAGON バーサス QUAD の対決。 お楽しみに~

と言っても、まだ仕事の手が空きません。 今月の下旬頃、スプライス頂上決戦を
を当ブログにて実況生中継予定しております。

ハリCANE vol.90

2010年 11月8日

先日、堀内さん(フライの雑誌)が取材に訪れましたが、その際にお見せした面白い文献。
多田釣具製作所の野鯉竿の説明書。 ロッドは私の製作による野鯉竿3.6m 3本継。
1m50cmの青魚でも釣り上げることができるであろう剛竿です。

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説明書によれば、タイより輸入したマイロ竹を使用しているとのこと。 タイのマイロ竹は
中国名トンキン竹とある。 さらに興味深い一節があるのでそのままご紹介してみましょう。

「世界的に有名なイギリスのハーディ作フライロッドその他、調子を重視するサオは殆どマイロ
竹製です。 日本の竹と違って茎の肉が非常に厚く、驚くほど堅くねばり強く、理想的な竿の
素材です。」

これは興味深い記述ですね。何故なら、ハーディのロッドはタイの竹という意味にもとれます。 
しかし、タイはアジアでは欧米列国に植民地化されなかった王制の独立国家です。 ハーディが
タイからマイロ竹を輸入していたのでしょうか。 やはり香港を占領していた訳ですから、中国
のトンキン竹を産地から目と鼻の先である黄浦港から輸入したと考えるのが自然です。 それに
タイのマイロ竹=トンキン竹というのは少々疑問に思えます。 勿論他意があってそう記述した
はずは無いでしょうが、竹の素性の詳細に関する事は、当時もあまり情報がなかった為、認識
上誤解していた可能性もあります。一方、中国広州からタイにトンキン竹を移植して、それを輸入
していたのではないかという可能性も当然あります。 しかしそれに関しては否定も肯定もする
資料が現時点では手元にありません。 確かなことは、タイにもマイロ竹と呼ばれる釣り竿に
適した竹があるということです。

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株化するタイの篠類。 これがそのマイロ竹なのか??????? 

PS
リンク貼りました。 吉田さんのスペイバムと伊井さんのカーティスクリークです。
スペイバムはスペイ愛好家のブログで、私もそろそろ遅ればせながらスペイの練習に
励もうと思ってますので、今後も吉田さんのブログから刺激を受けようと思っております。
写真センスの良い大人のブログです。
カーティスクリークの伊井さんは、渋川のルアー&フライショップ。 雷魚、ナマズも大好き
と言いますから頼もしいですね。 実は私もその手の魚大好きですよ。 バンブーで虹色に輝く
スネークヘッドをマレーシアかタイに釣りに行きたと常々思ってます。

ハリCANE vol.89

2010年 11月5日

中国訪問前からひいていた風邪もようやく体から抜けていったようです。
午前中のラインニングでだいぶ体調を整えることが出来ました。
午後からフライの雑誌の堀内さんが取材に来てくれました。

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世界にはまだまだ試されてない竹がある!

フライフィシングの歴史はイギリスの植民地政策とともに発展したと言っても良いでしょう。
南太平洋でグリーンハートに出合い、東インド会社をカルカッタに置いてからはカルカッタ
ケーンが使われ。 香港占領時代にはトンキンケーンが使われ、と言った具合です。 占領
した場所に鱒がいなければ本国からブラウンの卵を持ち込んで放流したほど釣りに熱心だった
ことになります。 
第2次世界大戦後は、植民地政策は解放の動きの中で、イギリスの釣り竿の原材料探しも終止符
を打ったことになります。 もし、植民地政策が続いていたら、きっと別種の竹もロッド用として
試されたはずです。 つまり、竿としてまだ試されてない竹も数多く存在すると言うことになる
わけです。 ということは私の竹探しの旅はこれからも続く事になるということですか・・・


ハリCANE vol.88

2010年 11月3日

以前のブログ、アメマス釣行記では、釣り師の根性をお見せしようではありませんか、
という企画のもとに、釣行計画を練る所から始まり、その為のロッドを作り、どうせなら
その際、スプライスジョイントのテストも兼ねてしまおうということでスタート。最終的
には北海道まで行き、アメマスをきっちり釣るところまでレポートさせて頂きました。

ところがです。 最初のスプライスド第1号ロッドは、かわいそうに未だに釣り経験なし。 
よし、念願の筆おろしをさせてやろうじゃないか、ということで本日は、群馬県赤城山
山麓に位置する名管理釣り場HOOKに行ってまいりました。

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カントリーロード テイクミーホーム ツウザプレイス ♪

当店から1時間半の道のりです。 群馬県宮城村辺りは、とても赤城山が近く、景色が最高。
つい鼻歌も出ようというものです。

さてHOOKに到着すると、さっそく島崎さんのロッドが曲がっている様子が目に入ります。 
中村羽舟さんも橋本さんもヒットの連続です。 クロスオーストリッチとコイルリーダーシステム
が大爆発、バンブーでしかも複数人で釣りまくってるので目立つこと目立つこと。 
 
今日は中村羽舟さんのスプライスロッドも振らせて頂きました。 羽舟さんのスプライスジョイント
は補強をいれて理想的な形になってました。 昨日も島崎さんがスプライスロッドで50cm~60cm
を3連続ヒットさせたそうです。 スプライスジョイントには何のトラブルも発生してませんでしたが、
流石に大物を掛けるとジョイント部がクの字に曲がってしまうとのことでした。 しかし、実際に
この現象は、実は私のアメマスロッドでも起きていたのです。 アメマス釣行記で報告しなかった
のは対処できる問題だと思っていたからです。 ロッドの問題というのではなく、テープの伸びが
原因でバットのスプライスジョイントの先端部を支点に、ティップ後端が多少浮いてしまうのではと
思われます。 そうであればテーピングの巻き数を増やして対応すればよいことになります。 また
別の問題の可能性もありますが、原因が分かればスプライスの角度を検討するとか、必ず対処法
があるはずです。 いずれにしてもたいした問題であるとは思っていません。 スプライスはまだ始
まったばかりです。 今後の楽しみとしてあーじゃない、こーじゃないと、じっくり取りかかれば
よいだけです。

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これは私のスプライスドロッド。 魚が掛り、片手で写真を。 ところが魚が小さく、ロッドが
あまり曲がっていません。 これだとジョイント部の曲がりが自然かどうかの見極めができま
せんでした。 釣りは正味一時間ほどで打ち切りましたので、大きい魚でのまがり具合を
チェックできませんでした。

風邪がなかなか抜けず、体調も非常にだるい中、北風も強まってきたので、早めに道具をたたみ
ました。 同様に風邪が抜けず体調を崩しているというネイチャーリングアクト(渡良瀬川を守る
ボランティアグループ)の橋本さんが龍角散のど飴をくれました。 優しいなあ!橋本さんは。

次回予告??
四角スプライスロッドでやってみるとしましょうか。 ブランディンのように。 真似っ子の
ようですが、スプライス部の接地面が多いので理想的かもしれません。 それと、四角ロッドは
O氏のマルチピースを振ってみて分かったのですが、両サイドのサポートが効いていて直進は
大変素直です。 真っすぐ振る練習には理想的です。 回して振る場合は、角のパワーを利用
できるかもしれません。 つまり6角では出来ない、1本のロッドから2つ(以上?)の調子を使
い分けると言ったようなことも可能かもしれません。






ハリCANE vol.87

2010年 11月2日

広州より帰国後、日本はすっかり寒く、不覚にも風邪ぎみになりまして、昨日はダウン。
まあ、昨日は定休日ということもあり、旅の疲れをとる意味でも休養させて頂きました。
今日から仕事開始しましたが、まだ風邪が抜けませんので、ランニングと筋トレで強引に
体力を戻しました。  

中国広州旅行の直後で、あまりブログネタがありませんが、旅行を振り返り、印象に残って
いるのはコレ!

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トンキンケーンの聖地、懐集を流れるSUI川の草魚料理

トンキンケーンの産地、懐集のレストランでご相伴に預かりました草魚料理。
私は川魚はあまり得意ではありません。 食べて食べられないことはありませんが
美味しく思ったことは一度もありません。 サカナは海だろ!と思っています。

ただ、中国人の知人達の話によるとサカナは川だろ!って言います。
海の傍であれば海の魚を食べるでしょうが、圧倒的に食べられているのは
川魚です。 鯉、草魚、連魚、桂魚、雷魚、ナマズ、その他色々

草魚は非常に淡白で臭みもなく、料理の味付けがそのまま反映される食材の
ようです。 調理人の腕の見せ所でしょう。 上品な味付けと、調度良い身の
しまり具合がマッチして、箸のすすむ郷土料理に仕上がっていました。
SUI川で獲れた草魚ですので、余計に美味しく頂けたのかもしれません。

ハリCANE vol.86

2010年 10月30日

広州の歩き方

用事が終われば、さっさと帰国したい所ですが、今日一日は予定無し。 そこで広州市内観光
することにしました。 心配された反日デモなどありませんし、日本人だと分かっても危害を
加える様子もありません。 ただ私の顔を見て痰を吐くヤツがいまして、そんなことが数回あり
ましたが、私を日本人と見てそうしたのか、あるいは普段から吐きまくっているのかわかりません。 
この国は、若い女性ではさすがに見ませんが、痰、手鼻、ゴミのポイ捨ては、普通の光景です。 
歩行中、特に気をつけるべきは、手鼻をかむ輩です。 私もあわや手鼻の犠牲者になるところで
した。 手鼻とは手で片方の鼻の穴を塞ぎ、勢い良く鼻水を路に吹き飛ばす行為ですが、見て
いると明らかに下手な奴もいまして、噴射失敗してとんでもないことになってます。ティッシュ
など持ってないだろうしね。 

観光といっても徒歩でです。 とにかく私は歩き好き。 天気も良いし今日は歩くぞ! 
目指すは沙面。 ここは、かってイギリスとフランスが租界を作っていた場所で、かっての
長崎の出島に相当します。 洋風の建物が立ち並ぶ落ち着いた人口島で、広州の喧騒を忘れ
させてくれる場所です。 それと沙面に近い清平市場。 広州人は飛ぶも物は飛行機以外、4つ
足なら机以外は何でも食べるという食文化の町です。 その市場には、鳥、犬から蛇、サソリ、
虫類に至るまで食材として売られている市場です。 行ってみない訳にはいきません。 その後、
地下鉄に乗り、越秀公園でのんびりしてからホテルに戻り、疲れた足をフットマッサージという
予定です。 それではいざ海珠広場より出発!

最初に、上下九路という広州人に人気の通りを歩きます。 ホテルからかなりの距離ですが
軽快なピッチで歩けば訳ありません。「食は広州にあり」で有名は広州酒家もこの通り沿い。
超有名なレストランなので、食事がしたければ相当待たなければならないようです。 
あるいは朝7時オープン同時に入れば待たなくてすむようです。

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上下九路。 旧通りは細く古い商店街だが、途中からこのような新しい商店街に変わる。

天気も良く、快適に歩きながら写真を撮っていると、公安に呼び止められドキっとさせられました。 
何やら私に文句を言っているようですが、全く意味不明。 どうやらカメラの中身を見せろと言って
いるらしいことが分かり写真を1枚1枚見せたところ、やがて自分が写っている写真を見つけ出し、
消去しろと命令。 勿論公安には逆らえません。 見ている前で消去ボタンを押して消去すると
ニヤリと笑って納得しやっと解放してくれました。 人通りも多く、皆が好奇の目で見てますし
非常に気まずい思いでした。 写真撮る時は、公安員が写り込まないよう良く気を配らなければ
なりません。 しかし流石公安、よく監視してるね(笑) 

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足場の竹越しに広州酒家を看る。


広州酒家の看板が見えてます。 ちゃんと写した写真もありますが、ここでは、竹で組んだ
足場を写してます。 これが恐らく高竹。 足場にもっとも利用される竹です。 トンキン
ケーンではありませんよ・・ トンキンは竹の中では一番高価な竹です。 足場などに使う
訳がありません。 しかし、今だにトンキンケーンは足場材の竹だと思っている人がいます
からね。 

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この写真のほうが分かりやすいですね。 竹類ではなく篠類ですね。 勿論これで竿を
作ることも可能ですし、悪い竿になるとは限りません。 竿として使えない竹はありません。
何でもロッドにしてしまおうというのが、南風ロッドビィルダー的発想。 
次の交差点を左折すれば、すぐに沙面です。 しかしその前にちょっと清平市場を覗いてみる
事にしましょう。 

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ありました。ありました。私好みの場所が。アジア旅行ファンの私にはたまらない路地です。 
アジアの下町の路地は大抵汚く悪臭漂い、ゴキブリやネズミが死んでたりは普通。でもなにか
生命力の原点を見せつけてくれる場所。 市場はたいてい路地が控えてあったり。 あるいは
路地そのものが市場になっていたり。いずれにせよ迷路のように入り組んだ路地が多ければ
それだけ面白い。あてもなく一旦路地に迷い込めば、自分が異国の旅人であることを実感させて
くれる場所。

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小魚を売っている店。 下の段の左から2番目の魚は特に綺麗でした。 水色、ピンク、赤、黄
の可愛い魚でした。 この魚は日本では見たことがありません。 何の種類なんでしょうね。

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雷魚もアジアでは美味しいオサカナ。 私も姿蒸しで食べたことあります。 淡白で臭みも
ありません。 しかし、私的にはカッコイイ魚なので食べるより鑑賞してたいですね。

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ウギャー!となる人もいるかもしれません。 田ウナギです。 写真だとウナギのように見え
ますが、実際はウナギとウツボを足して2で割ったような、あるいは、見たことのない蛇。
オバちゃんがお客の要求で、まな板の上で手早く捌いてビニール袋に入れてくれます。

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コブラ君です。 広州人はこんなものまで食うのか!? 料理するのも危険ではないのか!? 
覗き込みとサービス精神一杯に愛嬌良く鎌首を挙げてくれました。 籠の中とはいえど迫力ですね。 
噛まれたら血清あるのか!? 噛まれない自信があるのか!? 覗き込んで何やら一人感激して
いる自分が滑稽です。イヤー、このあたりの食材を見ていると、さすがに頭のリフレッシュに
なりました。 サンキュー、コブラ君!

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サソリっ子をオバちゃんが手際よく分けてましたので、写真を撮らせていただきました。 
なんともカワイイではありませんか。 食べちゃうのかね?  何となく旨そうでもありますね。
青島ビールのツマミにサソリの唐揚! これで決まりでしょ。

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路地のさらに路地に立ち入る。 じっくり写真を撮らせてほしいところですが、どさくさに
紛れるようにしてシャッターを押す。

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さて路地を抜ければ租界斜面地区はすぐ目と鼻の先だ。

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清平市場を抜けて623路を渡れば川向こうが沙面だ。 どこにでも釣好きな人はいますね。
この釣り師の右側の方に川を渡る石橋がある。 昔はイギリスの守衛が厳重に橋の見張りを
してたのでしょう。 イギリス人からすれば、橋を渡って一歩祖界の外に出れば、あの清平
市場が当時では今の数倍規模で殺気だったような活気に溢れていたでしょうからね。それに 
英国に反感を持つ中国愛国家も多くいたはずです。勿論今では誰でも立ち入ることができます。

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斜面の中には美しい公園があり、広州の喧騒から逃れられる。 公園ではゆっくり散歩する人、
太極拳をしている人。それと若いカップルの結婚式が行われていた。 ホテル、レストランも
皆高級だ。 しばらく散策してから、またあの雑踏に分け入り、地下鉄1号線の黄沙駅から
越秀公園駅に目指す。 徒歩で行ったら1時間はかかるだろうから、ここは素直に地下鉄。
途中切符ならぬメダルを買い、地下鉄構内に入ろうと思いましたが、そのメダルの使い方を
間違え、通路の扉が開いてくれず、近くにいた人になんとか助けてもらい通行できました。
簡単なことでも知らないと間違えてちょっと焦りました。

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何故ここへ来たかったって? 良くぞ聞いてくれました。 何を隠そう、ここには竹林景区
という場所があって、何種類かの竹が生えているからです。 本当は機会があれば、前回の
ブログで書いた竹の博物館に行きたかったのですが、パスしたため、急遽ここで竹を鑑賞
することにしたからです。 それでは竹3種、ご紹介致しましょう。
因みに、茶カン竹(トンキンケーン)はありませんでした。

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チンバンブー

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恐らくこれがガオバンブーだろう。 足場に使われる竹だ。 よくみると篠類だ。

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そしてこれがマオバンブー。 麻竹だ。 写真では分かりずらいが見事なカームの太い篠類。
おそらく、世界最大クラスの篠類だと思われます。 是非ロッドに仕立ててみたいですね。

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広州の雑踏を忘れさせてくれる公園です。 訪れる機会があればきっと心を和ませてくれるで
しょう。 暫く公園内を散策した後、公園外に出るとまたすぐに人、車、騒音のけたたましさに
辟易してすぐさま大通りを外れて見知らぬ路地裏に逃げ込んでいる自分の姿がそこにありました。

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おわり

ハリCANE vol.85

2010年 10月29日

そんな訳で、行って参りました。 広東省南領山脈に抱かれるトンキンケーンの聖地、懐集へ!
今回で3度目の訪問ですが、前回の時の悪路とうってかわり、道路工事も終わっていて、比較
的スムーズに行くことができまた。

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写真のバックの山肌を覆っているのは、まだ細いトンキンケーン。 10年後には太い竹で覆われる
ことになるとのことですが・・・

竹工場では、あまり時間もないので手短ににいくつかの質問をしてみました。 やはりこの地域
ではトンキンはまだ細く、あと10年くらい経たないと太くならないそうで、それでも直径
4~5cm程度だそうです。  直径5cm以上の竹が採れるのは、更に山の奥に入ったほんの
僅かな一角だけしか採れないそうです。 

植物博士マクルアー教授によるとトンキンケーンの竹林寿命は35年。 ということは懐集で
1925年と1960年の2回竹林に花が咲き、竹林が枯れるのを目撃したそうですが、その後は
1995年ということになります。 であったとすれば、2010年現在、すでに15年が経過して
います。 太くなるのにあと10年かかるということは35年の竹林で細い竹の状態(勿論年が経つ
程太くなっていくでしょうが)が25年は細く、残りの10年で太い状態の竹が採れるようになると
いうことです。 そういえばアングラーズバンブーにも竹の細い時期の竹屋さんは太い竹がとれず
商いが苦しい時期だと書いていてあったのを思いだしました。 太い竹が採れる良い時期もそうで
ない悪い時期も35年サイクルでやってくることになります。

そしてSUI川沿いに生えている太い篠類(アングラーズバンブーによるとイエローバンブー)は
私の想像通り、麻竹でした。 中国語ではモジューとなります。 メンマにする位ですので、食用
として採っても食べてしまうそうです。 つまり柔らかい竹ということになるのでしょうか。
釣り竿には柔らかくてダメだろうと言ってましたが、こればかりは作ってみないとわかりません。
麻竹の竿、メンマロッド、作ってみたいですね。

竹屋の社長さんに食事に誘われ、中国おなじみの草魚料理を頂いた後、広州に向かいましたが、
道路が良いおかげで夕方にはホテルに戻れましたが、さすがに疲れましたのでこの日は爆睡。
プロフィール

三浦 洋一

Author:三浦 洋一
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