ハリCANE vol.150

27. Mar, 2011

解禁になり群馬の渓流に一度行ってきましたが、ボウズ・・・
その後はまだ川に行ってませんので、釣りネタは今のところ無し・・・(笑)

釣りに行かなくても、ギター、英会話、キャスティングトレーニング、二胡の練習、
といくら時間があっても足りません。 多趣味の為、どれをとっても皆、中途半端ですが、
それでイイノダ・・と思っています(爆) 今日は、ギターの弦を久しぶりに交換! よし、
これで良い音が出るぞ!

ovation_convert_20110327151752.jpg

ギターは、お気に入りのオベーションです。 廉価のギターしか持ってなかったのを
見かねてか、竿作りをするお客さんのMさんが貸してくれたものです。 あまりに格好良かった
ので、なんとか頼みこんで譲って頂きました。 マーティンなどは高級メーカーですが、外見は
典型的なフォークギターのデザインですので、私は何と言ってもこのオベーションがデザイン的
に好きです。 もちろん音も良いですよ。 今はジャズスケールの練習してますが、もともと音感
が鈍いので上達は無理っぽいですね。 ギター歴はフライ歴と同じ40年ですが、センス無しかな!

さて、明日からしばらくブログはお休みします。 次回はロングノードケーンを披露できるか・・

 
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ハリCANE vol.149

24. Mar, 2011

当店の壁に孟宗竹を立てかけてありましたので、今日は孟宗竹に関して知っている話を
ご紹介しましょう。

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孟宗竹で竿が出来るのかというご質問を頂くことがあります。 私自身はまだ竿にした
ことがありません。 お客さんの中に、裏庭が孟宗竹林になっているのでそれで竿を作った
という話は聞いたことがあります。 ただ、何故か孟宗竹ロッドの話は殆ど出てきません。 
竿にするならどちらかと言うと真竹が圧倒的です。 なにか理由があるはずです。 繊維が
バラけやすく竿にはしずらいというような話は聞いたことがあります。 

私がテンリューにオリジナルカーボンロッドを依頼した頃ですから、今から17年位前の
昔の話になりますが、テンリューのS社長様がわざわざ埼玉のこの草深い田舎町の当店迄
お越し頂いたことがありました。 その時にお伺いした興味深い話をご紹介しましょう。

S社長が以前、某ロッド製作会社に勤務されていた頃、イギリスのハーディーがその会社に
バンブーブランクを5000本発注したことがあるそうです。 注文のロッドは全て孟宗竹で
作ったそうですが、ハーディー社は気に入らず、納品したブランクの500本だけ受け取り、
残りの4500本は返品してきたそうです。 某ロッド製作所は相当困惑したとのことです。 
当店が竹色に塗装したバンブーカラーカーボンロッドを発注したので、S社長は竹に関する
話題としてそんな話を聞かせてくれたのです。
しかし、カーボンロッドに関しては天下のテンリューのS社長が、そのロッド製作会社に勤務
してそういう体験をされたことに興味を持ちましたが、凄い方は凄い体験をするのだと思った
ものでした。

まあ、話はそれだけなのですが、その話を聞いてなるほどと思い当たることがありました。
その某釣具製作会社の倉庫に行けば、格安でバンブーフライロッドブランクを購入できるという
噂が以前からあったからです。 また数年前には某有名釣具販売店から格安で放出された
バンブーブランクがありましたが、多分それもその倉庫から出たものでしょう。 因みにそれを
購入された方からそのブランクを見せて頂きましたが、それなりに使える物でした。ハーディー
が返品した理由はS社長から聞いたはずですが、覚えていません。 品質の問題であったのか
それとも孟宗竹であるが為の問題があったのか・・

いずれ私も孟宗竹を竿にしてみようと思います。 そうすれば釣り竿の観点から孟宗竹を語る
ことが出来るでしょう。



ハリCANE vol.148

18, Mar, 2011

レオン製ハンドミル 新しい発想の竿作り

トムモーガン氏と同様なハンドミルを安易に模倣するのは、紳士的な行動として中止した
理由は、前回のブログの通りです。

leonhandmil_convert_20110318085810.jpg


では2面同時カットツール自体、製作するべきではないのか? 否、2面同時カットという
方法でのツール開発は法的にも自由なはずです。 ミーリングマシーンにしてもビべラー
にしても2面同時カットです。 手で行うか動力でやるかの違いであって2面同時カットと
いう方法自体は既存のものなのです。 あくまでも釣り人としてトムモーガン氏に敬意を払い、
開発者のスタイルを安易に模倣せず別の方法で挑戦すれば倫理的にも問題無いだけでなく、
そういった開発精神こそが既存の製品と競い合う結果、良い意味で相互の製品の質的向上に
貢献するはずです。

と言うことで、別の発想を持って、レオン製のハンドミルは完成しました。 と言っても
それを完成させたのは、今からかれこれ十数年前の昔の話なのです。
それは、ミーリングマシーンで使用するカッターを装着したスタイルです。 カッターは
回転させずに固定式で手で押して使いますので、モーガン式と同様の動作で竹を削ります。 
ただ、スローアウェイの三角バイトを2ヶ付けるより、遥かに切れ味が良いのは言うまでも
ありません。 それに、カッターは20刃(ギザギザに見える部分)ですので、切れなく
なったら鮫の刃のように次の刃を回転させてカット部分に持ってきて使用します。 カッターは
ミーリングマシーン同様左右入れ替えれば外外の部分が内内に来ますので、2度使えるわけです。 
つまり20x2=40で40回の使用が可能です。 1回の使用で、5本以上のロッドの製作が
出来ますが、単に5本計算でも200本のロッドが製作できるのです。 これは我ながらなかなか
素晴らしいアイデアだと思います。 またオプションとしてフレキシブルコードを利用して電気
ドリルと繋げば、電動ハンドミーリングマシーンとして使う事も可能でしょう。

ただ、大きな問題が一つ。 完成品の販売価格がかなり高額になってしまうのです。 
あまり高額では趣味のレベルの物として購入出来る人は限られてしまいます。 当店が
プレーニングフォームを格安価格で販売した理由の一つは、なるべく多くの方にロッド
メイキングという楽しい趣味を楽しんでいただきたいからです。 そんな理由から製品化は
現在まで見合わせておりますが、リーズナブル価格で販売の目処が立った折にはご提供を開始
するかもしれません。 

現在、ロッドやロッドのパーツ作りに専念しておりますので、あまり面白いネタがあり
ません。 そんな訳で、古い話ではありますが、面白そうな話題を掻い摘んでアップロード
しております。

ハリCANE vol.147

Mar. 17,2011

トム・モーガン的発想

newsystem_convert_20110317063413.jpg

かれこれ10年以上も前の話ですが、トムモーガン氏のハンドミルと同様の物を試作した
ことがあります。 写真はその時の試作1号。 プレーニングフォームとは違い、2面同時
カットして竹竿を作るための道具です。 本格的に開発するにあたり、トムモーガン氏に、
特許取得の有無を確認すべく連絡をとってみました。 その回答は次のようなものでした。

「ハンドミルは私が考案したものです。 特許は持っていません。 ただ、 アメリカ人は
私に敬意を持ってくれているので私の真似をする者など居ません。 もしあなたが紳士で
あるなら、私の真似などするべきでないでしょう」

この回答には心を強く打たれ、同時にとても恥ずかしい気持ちになったものでした。
勿論ハンドミルの商品化を見送ることにしたのは言うまでもありません。

ハリCANE vol.146

Mar. 14,2011

コルクシェイプ

corkshap_convert_20110312181230.jpg

こんなツールを作り、コルクの成型をしています。 シャフトの一方を三方チャックで
咥え、もう一方をベアリングで受けています。 ベアリングの受けは前後にスライド
しますので、しっかりとシャフトを固定できます。 このツール全体をプラスティック
ケースで蓋い、バキュームで成型時の粉を吸い取りながら加工します。 舞い上がる
殆どの粉を吸い取ってくれますので、粉だらけにならなくて済みます。

ハリCANE vol.145

Mar,13,2011

巨大地震

被害の大きさが分かるにしたがい、目に余る惨状に驚くばかりです。
被災者の方々には心よりお見舞い申し上げます。

ハリCANE vol.144

Mar.11,2011

昨日は群馬県に所用があり、ついでに今年の初釣りをしてきました。
カメラと携帯を忘れてしまい、今日のブログは写真無しのアップです。

三寒四温のこの時期は、冬と春が鬩ぎあっています。 残念ながら
昨日は北風が強くライズ無し。 

ライズの無い川で、しかも強風で荒れている状態ではドライは
無理と判断、久しぶりのルースニング。 ただ、吹き降ろしが強く
アップでターンしてくれず、これもダメ。 諦めの早い私です。
ライズでもあれば、強風の中でもドライのダウンクロスで釣り
になるのですが・・ この時期は難しいですね。 

ハリCANE vol.143

Mar.9,2011

オリジナルフェルールを作る

originalferrule2_convert_20110309173923.jpg

お客様の特注ロッドに関しは、オリジナリティーを重視して自作する
ことにしてます。見た目がすっきりとしたステップダウンで作ります。
長すぎず、短すぎずということを意識しますが、ロッドの番手と長さで
サイズを変えたり、肉厚を変えたりするのは言うまでもありません。
大きい物だと内径13mmくらいまで作ります。 

いつもは重さを量りませんが、今回は量ってみたところ2gでした。
サイズは11/64であることを考えるとかなり軽いフェルールに仕上がって
います。 グリップ、リールシート、フェルールを自作してますので、
今度はガイドも自作することになるのでしょう。

ハリCANE vol.142

Mar.07, 2011

曲がり癖の出ずらいロッドを作る

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対面寸法14.5mmの極太ブランクを作ってみました。
正直、このくらい太いロッドになりますと、1本の竹から2組ですね。

太いブランクはハードな使い方をするケースが殆どですから、火入れ
をきっちり行う必要があります。 低番手であればバーニングだけでも
そこそこ張りが出せますが、太い場合、表だけ炙ったのでは肉で言えば
レアの状態です。 ミディアム~ウェルダンにしたいですね。
 

ハリCANE vol141.

14/Mar/2011

ブランク一体型竹フェルール続編

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竹フェルール後付けタイプにしてもブランク一体タイプにしても、竹フェルールの上に
糸を巻いて補強する必要があります。 写真は糸を巻く前の状態。 

あるヘラ竿師に伺ったのですが、ヘラの竹竿の場合は丈5の場合でも込み口の肉厚は
1mm無いそうです。 丈5の竿とは2間半。 つまり4.5mのことで、その長さの
込み口の肉厚が1mm以下ということは肉厚で強度を持たせようと考えではなく、糸
を巻いて強度を出そうという考えです。 糸は伸びの少ない絹の単糸を使用します。 
これぞ、和竿の伝統!

洋風六角フライ竿の場合でも同様に考えるべきです。 肉厚を厚くして接着代を増やした
ところで限度があり、タカが知れています。 六角の場合も糸巻で強度を出すという
考えが正道でしょう。 実際、薄い肉厚でも一旦オスを挿入してしまえば、破損する危険は
多くはありません。 ただ実績も浅く、実際に今まで壊してしまったことがない為、強度面
でのデータは未だありません。 フィールドテストは既に行っています。 怪力フライキャス
ターにお願いして、キャスティングで竹フェルールを壊すつもりで振ってみてくれと頼み、
何度も何度もフルラインキャストして頂きました。 ただそのくらいで壊れるものではあり
ません。 因みに手元には竹フェルールのライトダブルハンドロッドブランクも出来て
います。
 

ハリCANE vol.141

2011年 3月3日

只今ブランク製作中

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今回はブランク一体型竹フェルールのご紹介。 後付け竹フェルールより簡単だと思います。
何と言っても短時間で製作が可能。 従って最初の竹フェルールとしては一体タイプがお勧め!
ティップの後ろが緩いスウェルド状になっている専用フォームでスプリットを削り出し、
オスの入る部分の余計な肉を削り落とせば完成! なんて、勿論、言うのは簡単ですが実際の
製作には多少の技術が必要なのは言うまでもありません。 
 
肉を削り取るジグが必要で、近々に販売予定。 ジグは肉厚の設定が出来る深さ可変式です。
尚、専用のプレーニングフォームはレオンから販売開始。 只今ご予約受付中です。

ハリCANE vol.140

2011年 3月2日

三国志文庫本全8巻を読み終えました。
長大な歴史小説を読破して爽快な余韻に浸っています。
さて次は何を読むとするか???

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3年前に刈った真竹がそろそろ使い頃になってきましたので、早速
竿に仕上げてトンキン、チンバンブーと比べてみたいと思います。

また、四角もロッドもそろそろ取り掛かる予定ですが、ブランクを作るのは
問題ないとしても、フェルールが問題ですね。 エドワーズのように挿入部分を
四角にすると格好良いですが作るとなると少々難しそうですね。 まずは
スプライスジョイントで試してみるとしますか(笑)
 


ハリCANE vol.139

2011年 3月1日

チンバンブー考察

チンバンブーとトンキンケーンでブランクを作ってみました。

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写真上がチンバンブー、下がトンキンケーン。 
7’0”#3、同じテーパーです。

チンバンブー41g、 トンキンケーン46g 

その差は5gで、比率ではチンバンブーの方が約11%軽いです。 
因みにハリキフェルール、ノンステップショートのサイズ#11が4gですので
フェルール1ヶ分、チンバンブーが軽いという結果になっています。

今回、ブランクが細身の為、肉薄のチンバンブーでも殆どが繊維部分で作れまし
たのでトンキンケーンとの差は11%に留まっています。 番手が高いロッドに
なればチンバンブーの場合、肉が薄い分、ピスも使うことになるでしょうから同じ
テーパーのトンキンロッドとの重量比は大きくなっていくことでしょう。
 
単純には、繊維とピスの構成比が竿の重量比となります。 例えば、真竹で
あれば、ピスが多いの為、竿にした場合ピスは多くも使うことになり、
トンキンに比べロッドはその分軽くなってくるわけです。 

ただ実際には、繊維の質量や弾性も違いますので、使う竹の種類によって竿の重量だけ
でなく、感触も当然違ってくるでしょう。 使える竹の種類が増えれば、釣りの状況に
応じて出せるバリエーションも多くなるということです。 ヤマメのロッドを作る場合
でも張りを重視したトンキン、軽さを重視した真竹、その中間的なチンバンブー等々。

この際、どうせですから、真竹で上と同じテーパーでも作ってみることにします。
とりあえず3種類の竹のロッドで使い勝手を比べてみることにします。 従って
これはあくまで中間報告と言う事で・・・
 





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三浦 洋一

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