ハリCANE vol.218

28, Jun, 2011
GREEN HEART SPLICED SPEY ROD
インドで竹を見つけるまでは、フライロッドのマテリアルはグリーンハートだった

グリーンハートのスプライスドロッドは、さすがに珍しいと思います。 (H氏のコレクションより)
 
greenhaertspliced_convert_20110627193938.jpg

バンブーのスプライスは、英国のシャープスなどは、スウェルにして太くなった部分でスプライスド
にしている。 もちろん、面を大きくして強度を増す為だ。 写真のグリーンハートは、丸状なので
上下にブラスの補強をつけている。 スプライスはなんらかの方法で補強をしたほうが良いようだ。

6角バンブーのスプライスドジョイントを作るためには、角スウェル部分にそれぞれジグが必要だ。
明日から、合計4ヶのスウェル用ジグ作りにかかります。 また斜めにカットするジグも2サイズ
作る必要があるだろう。
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ハリCANE vol.217

27, Jun, 2011

北海道からのレポート
HARICANE・RODのフィールド報告

日曜日の楽しみは、TBSのテレビドラマの「仁」。 いよいよ最終回。 どうなるかと思われた
ストーリーもきっちりまとまって感動さえ覚えました。 珍しくアンチ・テレビ派の私が、テレビ
にかじりついた数ヶ月でした。

さて北海道からまたまた便りがとどいています。 
写真は、オショロコマとHARICANE・ROD。  
oshorokoma2.jpg
達人Sさん(写真左)と心優しいOさん。 Oさんとも一緒に釣りしたいな。
この日の釣果は、3人で48cmのイワナを頭に40cmオーバーが6本。 
数も60本位出たそうです。
oshi.jpg

そう、あれらか何年経つのだろう、私が最後にこの川を釣ったのは。 宿に戻るには早すぎる
ので、もう30分やろうということで、一旦車まで戻ったものの、また川に行き、駐車場近
くのプールの流れ込みを狙った時のことです。

その日は、尺オーバーも含めかなりのイワナを釣りました。釣りも魚もどうでも良く、
もうその日の釣りは気分的に終わっていたのでした。 時間潰しとして、軽くキャス
ティング練習のつもりでループを意識してキャストしたのでした。 その場所は、道路
脇の大きな駐車場から一番近いポイントだったし、朝の入渓時にも一応叩いたし、いつも
出たためしの無い場所だったのです。 

プールの流れ込みの上流へフライをふわりとプレゼンテーション。 森の隙間からこぼれる
西陽が、切り取られた光線となって、既に薄暗くなりかけた流れのその部分だけを照らし
出していて、大きな#8のエルクヘアカディスは命を授かったもののように輝いて流れた。 
「完璧だ」と思えた。 キャストもドリフトもイメージどうり。 美しい数秒間の映像だった。 
自分がそれを演出しているだけで、フライマンは満足できる人種なのだ。

しかし、予想してない事態が発生した。 出たのだ。 でかい魚体がフライに踊り出た。 
太い腹が西陽を受け金色に輝いて見えた。 予想外の出来事にも、私の腕はとっさに反応
していた。 的確なタイミングの合わせだったはずだ。 ただ、力が入りすぎていたのだ。 
舞い上がったティペットにフライは付いていなかった。 切れたのは3Xのティペット。 
 
最高だったその日の釣りは、それで一転最悪のものとなってしまった。 出てくれなけりゃ良
かったのだ。 60cm位?のイワナだった。 一生に一度あるかどうかのチャンスを逃した
のだ。 残像の残る金色の腹は、今も残像として少しも色褪せることはない。 何時かまた、
この川を訪れる日もあるだろう。 心に秘めた思いを抱いて再チャレンジするしかないじゃ
ないか。



ハリCANE vol.216

26, Jun, 2011

バンブー雷魚ロッド・ブランク
THE BAMBOO ROD FOR SNAKE HEAD
今、雷魚ロッドブランクを作っているので、今日は、雷魚の話し。 画像のブランクは、私用。
何時か、タイかマレーシア奥地へ虹色に輝く雷魚を釣りに行く為に作ったもの。 竹の組み方も
雷魚柄になってるでしょ。 バーニングした物とハニーカラーを一つ置きに配してあります。

この剛竿、トーマン・スペシャルとでも名付けよう。 
raigyorodblank_convert_20110626082412.jpg

最後に雷魚を見たのは、中国広州の朝の市場。 アジアの市場は、たいてい異臭が強く、活気に
溢れ、現地民になった気分でそぞろ歩くのが好きです。 そこには色々食材が売られていますが、
雷魚は必ず売られています。 それ以前に雷魚を見たのは、タイのチェンライまで話しが遡ります。

チェンライは、チェンマイよりさらに北の都。 チェンマイは大きな町ですが、チャンライは
小さな町で、訪れる日本人観光客はやはりトレッキング目的の人が多いようです。 多いと
言ってもそんなタイの僻地に行く人はめったにいないでしょう。 

チェンライは、数回行きましたが、アクセスは、バンコックから飛行機。 しかしそれだと
あまり面白くありません。 レンタカーを借りて行きました。 タイ北部の山の中をドライブ
する楽しさは今でも忘れられません。 途中に2~3ヶ所、検問所が有ります。ミャンマーや
ラオスなどからの麻薬、銃器などの不法物を取り締まっているのでしょうか、あるいは政治的
な問題があるのでしょうか。 自動小銃を構えた軍人が、「お前は何処に何しに行くんだ。 
だいたい何人だ。 パスポートは持ってるよな?」なんてことを訊いてるのでしょう。「アイ
アム ア ジャパニース」と英語で答え、じろじろ眺め回されてから、「よし行け!」こんな
感じです。  私には、こういう検問が面白いんです。 辺境に来ている感がします。異邦
人であることを実感しますね(笑)

さて、チェンライでは、自称マイクというツーリスト・ポリスをやっているヤツがいて、
トレッキングのガイドをしてもらいます。 チェンライには日本人女性が経営する、トレッ
キングで人気の旅行代理店があって、そこで最初にマイクを斡旋してもらったのです。 
マイクとは直ぐに気が合った。 というより、彼はタイ人に珍しく英語が話せるので、
お互いになんとか意思の疎通が出来るので快適だったのです。

トレッキングも終わり、最後に飯でも喰おうということで、川の畔に大きなテラスを張り
出した良い感じのレストランに行ったのでした。 静かに暮れていくアジアの果てのような
場所でまずはビールで乾杯して喉を潤します。 料理はメニューを見てもさっぱりなので、
マイクにお任せ。 ボトルで飲みたいというからそうさせる。 そして香草の利いたタイ
料理が次々と運ばれてくる。 パクチーの入った料理は、そんなに得意ではないが、確かに
エスニック・テイストの代表格なので、我慢して喰う。 そして出てきたのが竹蒸し料理。 
葉っぱの蓋を開けると、中からでてきたのが、そうソイツだ。 雷魚様です。 しかも
お姿のまんまでのご登場。 そういう料理はあっちでは定番なんですね。 40cm位で、
雷魚ッコです。 せっかくだから試食してみることに。 指で肉をむしり取り、口へ放り
込む。 臭みは無い。 まずくもない。 しかし旨くもない。 私がそれ以上手をつけない
ので、マイクは一人で残りを平らげ、ウィスキーのボトルを抱え、かなり上機嫌だ。 
やがて楽しく過ごした食事も終り、宿まで車で送ってくれたのは良いが、オマエ酔っぱ
らってるよな。それにいちおうポリスじゃないか。 そう言うと、大丈夫、大丈夫、
慣れてるからだって・・・ オイオイ!

余談でしたが、雷魚というと、そんな事が頭に浮かんでくるのでした(笑)

ハリCANE vol.215

25, Jun, 2011

BROWN BONEFISH
利根川に桜鱒を狙いに行く。 4時ちょっと前にI氏到着。 これからトワイライトフィシング。
早々、利根大堰下を目指す。 ウチから30分と近いので、話しながら行くうちに、もう到着。

画像は、I氏が釣り上げたニゴイ。 これをブラウンボーンフィシュと彼は命名した。 これから
そう呼ぶことにしよう。 しかし、それにしても産卵後でホッチャレだ。 ホントに生きてるのか?
と思わせるほど体力を消耗している。 こんな状態から、また元気になっていくのだから、逞しい。
釣り上げた達人I氏、流石!  私の今日の釣果は・・・(x)

こんな姿でも体力を取り戻そうと、ルアーにアタックしてくる自然の生命力に感動!
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今日一日が美しく暮れていく。 この景色を見るだけでも来た甲斐がある!toneoozeki_convert_20110624205647.jpg

私の上流の釣り人が興奮したような大声を出して連れの人に声をかけているのが聞こえた。  
大物でも掛かった様子だが、私の位置からでは逆光で、何が起きているのは分からない。
見ていたI氏の話によると、その釣り人にかなり大きい桜鱒がかかったがバラしてしまい、
悔しくて大声になってしまたらしい。 銀色の大きい魚体だったそうで、多分桜鱒だろう。

ハリCANE vol.215

24, Jun, 2011
HARICANE FIELDTEST ROD
北海道のレインボーとハリケーンロッド
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HARICANEと入れてあるロッドは2本だけ。 フィールドテスト用です。
1本はアメマス専用ロッド。 そしてこのレインボー用。
北海道のS氏にガンガン使って大丈夫と言って置いてきたロッド。 グリップは
S氏用に小さくしてますので、魚が大きく見えます(笑) 

ハリCANE vol.214

北海道からまたレポートが届きました
北海道のS氏から送られてきた画像。 何本かこのサイズが出たようです。 
rainbowinJun222011.jpg

6月の北海道、いいですね。 ドライフライで最高の時期です。 川の名が書いて
ありましたが、私は釣ったことのない川です。それから判断すると、妹の住む池田町
からそんなに遠くない川かな?





ハリCANE vol.213

22, Jun, 2011
BAMBOO SPEYROD & REEL
完成したスペイリールにラインを入れてみた。speyrodreel_convert_20110622050813.jpg

リール外径は、90mm。 私の場合、実践の釣りでは、ライン#6~8まで。
リールにはバッキング50ヤードと#8ラインが入って調度良いです。

スペイロッドといっても私はバンブー専門ですから、長さも10フィートから長く
て13フィートまでと最初から考えています。 
バンブーロッドがカーボンロッドより優れていると胸を張って主張できるのは、
#3~4位のシングルと、このクラスのスペイロッドでしょう。 このクラスは、
魚を掛けるいう意味では、バンブーロッドの特性が活かせ、カーボンロッドより
多分良い働きをするはずです。 ネバリのあるバットから生まれるトルクのある
キャスト、魚の食い込みのよさ、フッキング後のバラシの少なさ、そしてファイト
の楽しさ等。 特に11フィート前後であれば、かなり軽く扱いも軽快です。

ハリCANE vol.212

SPEY REEL完成!
<午後のアップロード>

しかし、今日は暑かった。 まさに汗まみれでの仕事。 省エネでこの夏はなるべくクーラーを
使わないようにというのが暗黙のルールのようですが、私の工場はいずれにしてもクーラー無し。 
暑さに堪えながらの作業はなれています。 それに暑さのお陰か、風邪っ気は無くなったようだ。

speyreel90f_convert_20110621180334.jpg

ラチエットなどの、内部を終わらせてから、ハンドルを取り付けて完成。 まさにオール手作り。
 
さて明日は、バンブーブランクです。 それが終われば、明後日か金曜日に、一息入れる意味で、
利根川に桜鱒を狙いに行ってきます。 午後3時頃まで仕事をして、それから行きます。

それと、北海道のS氏が、気になる写真を送ってきましたので、明日はそれをアップする予定
です。

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<午前のアップロード>

昨日は、スペイリール製作。 しかし、風邪で体調がまだ完全ではなく、気力が続きませんでした。
ちょっと早めに仕事を切り上げ、ワン公の散歩。 しかし、具合の悪いときの散歩がきついんだな。 

spayreel90_convert_20110621085014.jpg

今日はこのスペイリールを完成させます。 今後は、バンブースペイ、スペイリールをやります。
フィールドテストは利根川です。 館林と埼玉の境を流れる利根川は、ウェーディングをしていると
アメリカのモンタナ、ビッグホーンリバーを思わせます。 古い鉄橋もありますし、ロケーションは
最高です。 利根川を私のフィールドテストの場とするつもりです。 今、60cmクラスの桜鱒が
かなり出ているそうです。 利根大堰の下ですから、魚は一旦溜まる場所です。 木曜か金曜に
行ってみるつもりです。 

ハリCANE vol.211

20, Jun, 2011

HEXASTYLEのカップでまず朝のコーヒーを。

風邪でまだふらふらしています。 喉の痛みから始まって、何故か腰まで痛いという。
ただ、3日目ですので、多少楽になってきたような気がします。 
朝のコーヒーを飲む気力も出てきましたので、今日中に元気が戻るでしょう。

hexastyle2_convert_20110620083408.jpg

カップのブランド名HEXASTYLEって、長いことロッドメイキングをやっている人なら聞いたこと
ある人も多いはず。 オール・イングリッシュのウェブサイトを立ち上げ、USAのAOLで
バンブーロッドと言えばアクセス第一位になった幻のバンブーロッドメーカーです。 
YAHOO USAでフライロッドと検索すると、セージやルーミスと言ったロッド
メーカーと同じページにアップされたほどです。

私の友人でもある彼がコーヒーカップを送ってきてくれました。 彼とは、アメリカ
5000kmのフライフィシングの旅をした仲です。 彼が60歳になったあかつき
には、プエルトリコでバンブーロッドでマーリンを釣ろうという話しになっています。
ダブルビィルドで作ったバンブーの剛竿をマーリンにいとも簡単にへし折られたら
さぞかし爽快でしょうね。 予備ロッドとしてカーボンを持っていくつもりでは
いますが(笑)

ハリCANE vol.210

16, Jun, 2011

北海道からのレポート

北海道の友人からメールが届きました。 ドライフライ全開とのこと。
ナイスサイズ! 40cmオーバーでしょうか。
hokkaidoiwana_convert_20110615201109.jpg

東北大地震の際も、この川に立っていたというS氏。 その時は魚も息を潜め、
全く姿を見せなかったらしい。 どうやら今回は良かったようです。

ハリCANE vol.209

15, Jun, 2011

OLYMPIC製 海釣り用6角竿
6角竿師として驚かずにはいられないこの太さ(唖然!)
これもH氏の所蔵のロッド。 色々面白いロッドを集められているようで、感心しましたが、
こういう物まで集められているとは・・・思わず写真を撮りまくってしまいました。 
P1010907_convert_20110614073147.jpg

日本の六角竿。 懐かしいです。 私も子供の頃、始めて買ってもらったリール竿が6角でした。 
葉山の砂浜で始めての投げ釣り。 そして釣れた1匹のシロギス。 外人が私のロッドを手に
とり興味深そうに眺めまわしていたこと。 親戚の海の別荘で、孫が釣り上げたシロギスを、
旨そうに食べている祖父の姿。 6角の投げ竿を見ると、そんなことが脳裏をよぎりました。
遥か昔の記憶なのに、その六角竿のエンジ色までも新明に思い起こせます。 

さて、横のマーカーと比べてもその竿が太いことは一目瞭然。 計ったところ対面幅21.5mm。
バンブーフライロッドビィルダーさん達も、こんな太いブランクは誰も作ったことないでしょう。
お客様の中で、トンキンのトリプルビィルトでかなり太い15フィートのスペイロッドを作った
人がいますが、それでもこんなに太くはなかったと思います。

何の竹で作ったのだろう? ということになります。 オリンピックですから日本製です。
日本の太い竹ということであれば、孟宗竹なら太いと直径20cmを超える物もあります。
ですからその可能性がないとは言い切れません。

しかし、私の想像では、タイのマイロ竹ではないかということ。 昔、多田釣具製作所と
いう6角竿メーカーがありました。 そこでマイロ竹を使っていたという記録があるのです。
そのことは、以前にブログで紹介しました。 ではマイロ竹なる物はどんな竹なのか? 勿論
正式名ではないでしょう。 恐らく(間違っていたらゴメンナサイ) 学名は、タイルソシタシス・
サイアメンシスという竹ではないかと思います。 普通、学名など使いませんから、通称マイロ竹。 
まあ多分そんなところでしょ。 マイロ竹はトンキンより太い篠類で、ロッドにすると弾力は
トンキン以上、ただ重いロッドになるはずです。 トンキンケーンが入手できない第二次世界大戦
後から中国と国交回復するまでの30年間近く、トンキンの代用竹として日本にもかなり
輸入されていたのは事実です。 これは欧米においても言えることです。 第二次世界大戦前の
バンブーロッドは竹が良かったと良く言われる大きな理由の一つな訳です。

ハリCANE vol.208

13, Jun, 2011

1900年代初頭(?)の英国製丸竹ロッド

元フライキャスティング・トーナメントチャンピィオンのH氏所蔵の変わった(?)ロッドです。
バットとミドルは、細いトンキン丸竹。 このロッドは、ティップがグリーン・ハート。 
こういう組み合わせもあるんですね。 ガイドから察するに、コースロッドか?

グリーン・ハートが未だ存続し、トンキンが使われ始めた1900年代初頭がその移行期だろう。  
P1010922_convert_20110613183900.jpg

竹に描かれた丸い模様は、焼きゴテで入れたものらしい。 トンキンケーンが使われていることも
1800年後半~1900年初頭の物だろうと思わせる理由だ。 ただ、トンキンの細竹であると
いうのは私見です。 もしかしたら、カルカッタケーンの若竹?? あるいはそれ以外??

ハリCANE vol.207

13, Jun, 2011

またまた登場! 1900年初頭?のスプリットケーンロッド
丸竹を利用したロッドは英国にもあったのだ・・・

昨日は、元フライキャスティング日本チャンピョンのH氏を訪ねました。 同氏は3次元彫刻に精通
されているとのことで、物作りのアドバイスを受けに行ってきました。

ついでにH氏のロッドコレクションの一部を拝見しましたが、変わったロッド、珍しいロッドのオン
パレードです。 第一次世界大戦で使用された戦車のアンテナロッドまであります。 集まった数人
でしばらく盛り上がったのは言うまでもありません。

スプリットケーンロッドの誕生は、1800年代までさかのぼります。 最初は2~3ピースのティップ
として使用されたのですが、このロッドもティップは6角スプリットケーンだった。
P1010911_convert_20110612222916.jpg

ただ、このロッドのミドルとバットにはグリーンハートでは無く、丸竹が使われていますので、
グリーンハート/トンキンケーンのコンビネーションロッドより時代は新しいかもしれません。 
残念ながら、竹に記された竿名、スペックなどは、いずれもすり減っていて、判読不能で、どう
いう素性のロッドであるかは分かりません。

ミドルとバットに使用されているこの丸竹はどうやらトンキンのようである。紛失したフェルール部
から覗いていた丸竹の断面は、肉厚で、私の所有している極細トンキンと同じもののようだ。 
日本の矢竹よりも肉厚で特徴的です。 文献によると、ロッド用として中国から直径2cm(以下)
のトンキンも輸入していたとあったが、これで理由がはっきりしました。 日本のお家芸だと思って
いた丸竹を利用したロッドは、英国にも存在したのです。 取り付けてあるパーツから判断すると、
フライロッドではなくコースロッドだろうと想像されます。 この丸竹がトンキンであれば、時代は
1800年後半~1900年初頭のものであると思われます。

明日は、別のこれまた珍しい丸竹ロッドをご紹介します。
<注>
1801年の文献によると、イギリスでは1800年には、4角のバンブーロッドを削っていたという
記述があるそうだ。 6角ロッドの誕生は1845年ごろで、グリーンハート等の2~3ピースロッドの
ティップ用に使われたらしい。 その頃の竹は、カルカッタケーンであったはずである。 オールバンブー
の登場は1800年後半と言われているが、詳しい資料は無く、特定はできないらしい。
(三浦洋一トンキンケーン探訪記より)

ハリCANE vol.206

13, Jun, 2011

珍しいガイド発見!

中学生の息子が友達とブラックバス釣りに行くという。 いきなりそんな話しを
切り出されてもとうろたえが、半分喜んで道具をセットしてあげている自分がいる。

フライなら色々あるが、ブラックバスの道具などあまりもっていない。 
イーグルクローの黄色のグラス聖スピニングロッドにペンのグリーンの小型スピニング
ロッドがあった。 30年前に使っていたものだ。 まあこれでいいだろう。 どうせ
釣れやしないだろう。

あとルアー。 UMCO・U2000のタックルボックスの中を物色する。
近くの池に行くようなので、リップの大きな物はダイブし過ぎて、根掛かりして紛失
するのが目に見えている。 ジッターバグのようなサーフェイス用のルアーのほうが
見ていても楽しいだろうから、そんな物を幾つかもたせる。 

それより、UMCOの中から、ガイドが幾つか出てきた。 ミルドラムである。

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恐らく30年位前に、多分佐々野釣具店で購入したのだろう。 珍しいのは
ストリッピングガイドの#12とミルドラムカーボロイのトップガイドだ。
このトップガイドはバンブートップウォーター用のロッドを作る際に重宝する。
勿論、今では何処にも売っていない超レアガイドと言ってよい。 
カーボンロッド用のガイドは色々あってもバンブーに似合うトップガイドは
そうそうないからだ。

ハリCANE vol.205

11, Jun, 2011

キーを叩くのが好きなもので、ブログの更新は苦になりません。 今日も特に書くようなネタは
特にありませんが、とりあえず更新。

天気も優れないときは気分も優れないのが普通です。 そんな時は、音楽を聴くに限りますね。
昨日のブログでターミナルの雑踏が好きだと書きましたが、古い列車の旅の曲をご紹介します。
ご同輩の方なら知っている人も多いでしょう。 私の場合、この曲を聴くと気分が良くなります。 
今日は、コーヒーを飲みながら、久しぶりにこれを聴いて、仕事場に向かことにします。

CITY OF NEW ORLEANS
By Arlo Guthrie

arloguthrie.jpg

http://www.youtube.com/watch?v=piUWIqWSthA&feature=BFa&list=PLCA38FA5BE149FC56&index=3

ハリCANE vol.204

10, Jun, 2011

今日は特にネタなし!

それでも、「ブログ最悪の日」だけは更新して、ページを変えなければいけません。。
ということで、マイピクチャーの中から適当に選んだ画像に適当な解説ってことで。

季節も今頃。 リュウジュって言うんでしょうか、湖畔を歩くと柳の綿毛が雪のように舞うんです。
三国志の時代は、杭州は呉の国。 孫権が統治していた。 昔から文化の栄えた要衝の地だ。
隘ソ貉棒convert_20110610125915

ここは中国、杭州は西湖の畔。 杭州は、南宋の時代に都が置かれた歴史ある市。
美しい湖は、中国3大美女の一人(あ~名前忘れた)のナントカさんに因んで
命名されたそうです。 聖子じゃないし、西ナントカさん・・・

また京劇にもある白蛇伝発祥の地。 対岸に見える塔は雷峰搭と呼ばれ、美女に姿を変え、
人間と恋をしたは白蛇が、お坊さんに埋められてしまったという、美しくも悲しいロマンの地。
1周で15km位。 ここを歩いて軽く汗をかいたところで、街でビールを頂くってのがお勧め(?)
上海からは電車もありますが、私は長距離バス派。 バスターミナルの雑踏が、たまらなく
良いんですね、これが。 中国はいい加減な感じがしますが、バスの出発だけは、時刻通りに
出るようですね。

ハリCANE wol.201

07, Jun, 2011

あ~ 眠む!

久しぶりにヤフオクやりました。 終了時間が夜中の1時近く。 物は落札しました。 眠いです。

raised+pillar3_convert_20110607062715.jpg

ところで、このリール、私のハンドメイドです。 昔、フライロッダースのリールを作る取材
を受けた際、スタッフの目の前で、ヤスリがけしてレイズドピラーにしました。 目の前で
実際に作って見せないと、本当に手で作ったと信じてもらえないかもしれないからです。 

金ヤスリでギコギコやってレイズドにしたわけではありません。 縦型卓上ベルトサンダー
を利用したのです。 ケガキ線で削りとる部分を印をしたら、余分な部分を削り落とします。
これだけレイズドさせるのに30分くらいです。 製品としてのレイズドピラーを作る場合
は、NCフライスで削りますが、ハンドメフライリールの取材ですから、手作業でやる方法を
解説したのでした。 因みにライズド・ピラーと言う人がいますが、正しくは、レイズド・
ピラーですからね。 釣具屋さんなんかでも、ライズドピラーなどと言っていたりしますが
それは間違いですよ。 フライマンだからライズという言葉に惹かれがちですが、言葉は、
そう上手い具合にいきません。 リールの場合、自分から持ち上がったのならライズド・ピラー
ですが、人により手を加え持ち上げられたのですから、他動詞です。 過去完了形を形容詞
として使っているのです??(ホントカ?自信なくなってきましたが、確かそうなはず)

その際のベルトサンダーはRYOBIの縦型卓上ベルトサンダーB-25Tという物でした。
バンブーロッドブランクを切断した後に、小口をヤスリがけするのにも最適です。 私の持って
いる物は故障してますので、欲しかったのですが、数年前に製造中止しています。 同様の物が
プロクソンでもありましたが、それも製造中止です。 オークションで探すしかありません。 
久しぶりに覗いたら偶然見つけ、零時過ぎまで競り合って落としたというわけです。

朝一でブログ書いて、やっと目が覚めてきました・・(笑)

ハリCANE vol.200

06, Jun, 2011

生落花生を買いに

夏らしいすがすがしい朝でしたので、定休日の今日、自転車でちょっと街まで遠乗りに。 
JR宇都宮線久喜駅近くの八百屋に生落花生を買いに行ってきました。

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美味いんだなこれが。 中国産ではないですよ。 落花生は、中国産は香りがありません。
千葉産に限ります。 1kg入ってかなりお手頃価格です。 
私は簡単にレンジで1分30秒ばかり加熱します。 冷たくなるとパリとしてきます。



ハリCANE vol.199

04, Jun, 2011

アセトンは臭い

リールを何台か組もうと思ってましたが、その前にキャップ&リングのバフがけが残っている
ことに気がつきました。 整理整頓の関係上、先にこれをやっつけなければならないのですが、
バフがけ後のふき取りに使うシンナーが残ってないことに気がつきました。
ありあわせのアセトンでふき取りをすることにしましたが、揮発性が高く、脳をやられそうな
匂いです。 急遽、室外での作業に切り替え。 

作るのも磨くのも私がやる。 表に残った研磨剤をふき取る刹那。 小さな素顔が光り出す。
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一人で作業してますので、部品のバフ磨きや、その後の拭き取りまで、全部私の仕事。
そんな訳で指先はいつも汚れが落ちきれません。 力仕事も多いので、昔に比べ、
だいぶがさつな手になっています。 音楽をやる手ではありませんね。 竹竿を作ったり
釣りをやる手ではあります(笑)
 
ただ、中学生の頃から楽器が好きなので、今は、二胡の練習もボツボツ始めました。
教材のCDを聞きながらだとなかなか難しいですね。 フレットが無いですから
しっかりと押さえる必要がありますね。 高校の時フィドル(カントリーやブルー
グラスではバイオリンをこう呼びます)を練習していた時のことを思いだします。
友達からもらったバンジョーも練習したことがありますが、サムリードスタイルが難しく
友達が投げ出した訳が分かりました。 私もギブアップして誰かにあげてしまいました。 
その他はフラットマンドリンなども練習しました。 ビル・モンローのように弾くのが
難しく、これもギブ・アップ。 結局、続いたのはギターだけ。 ドラムは 中学生の
時にバンドをやっていてドラムを担当してました。 今は、二胡の他にサックスを
健康上の理由からも練習したいですね。 タバコをやめたい方は、サックスの練習が
は良いのではないかと思います。 タバコ半年分の費用で楽器が買えますよね。 
サックス奏者は今、BONEY JAMESが気に入ってます。

ハリCANE vol198

03, Jun, 2011

不信任案否決だそうで・・ 
双葉町の井戸川町長は泣いて言ってるではないですか。 国民目線に立ってほしいと。
とても厳しい環境の中で耐えているんだと言ってますよ。 そんな中で権力闘争?
憤りさえ感じます。 日本はダメですね。 ほんとに情けなくなります。 こんな状況
で不信任案を出す輩が日本のリーダーになれるはずがないではないですか。
この大変な状況を乗り切る間だけでも与野党団結していやっていこうという気持ちが
無いですね。 ケツの穴が小さ過ぎんでないかい(怒”) 

さて、今日から少しスペイリールを作ります・・
spey100_convert_20110603074016.jpg

外径90mm、ナロー気味にして#8用です。 一台は私が使う予定です。
ロッドも11’0”3ピース#8で作りますが、これは試作で2本作る予定。 1本は、前日
ブログでお話したシナ竹で作ろうと思っています。 多分シナ竹は良いですよ。 まあ竹なら
どんなものでも竿にはなりますが、シナ竹スペイロッドなんて面白いではないですか。

ハリCANE vol.197

01, Jun, 2011

#3 練習ロッド
小さな庭で、時間があるとキャスティングの練習をしますが、なかなか上達しません。
まあ、センスが無いのでしょう。 ただ、楽しいものですので、運動のつもりで続けて
います。 前にブログで紹介したスプライスドロッドは、かなり練習に使いましたが、
何時まで経っても壊れる気配がありません。 十分に丈夫です。 

bamboocolor_convert_20110601130519.jpg

庭は狭いので、スプライスドロッドでの練習はもう止めて、#3ロッドでピンスポットの練習に
切り替えました。 このロッドがそれです。 ただ、良く見てください。 バンブーロッドでは
なく、カーボンロッドです。 今から、十数年前に、日本では最初にバンブーカラーのカーボン
フライロッドを発売した時のものです。 その頃から、私も結構お騒がせが好きだったようです。
因みに、竹色のカーボンはへら竿では、古くからありました。 フライの世界では奇抜なことを
すると何か言われそうな雰囲気がありましたから、誰もやろうとは思わなかったようです(笑) 
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三浦 洋一

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