ハリCANE vol.292

31, Oct. 2011

CHECK SPRIT

エバリット・ギャリソンの 「Master's Guide To Building A Bamboo Fly Rod」によれば、
日割れ(乾燥割れ)が綺麗にいくように、一節分だけナタで割れ目を入れておくと良いそうです。 
これをチェックスプリットと呼んでいますが、こうすることにより、乾燥するに従い
上から下まで一ヶ所だけ綺麗に日割れするのです。 画像下は理想的に日割れしたトンキンケーン。
takesinko_convert_20111031152407.jpg

画像上は真竹、この真竹は門松用で、15年程経ちますが、全く割れてないのがお分かり
だと思います。 新子は何年経っても日割れしないのです。 真竹であっても数年物(伐採
されずに数年生えていた竹)の場合は伐採後乾燥が進んでいくと日割れが生じます。
日割れは年数物の証であり、繊維が熟成していることを意味しています。

因みに門松に使う竹は新子ですが、その理由としては、縁起物だから新しい方が良いということ
もあるでしょうが、新子は青々として汚れていないのが理由だと思います。竹を取りに竹林に入
ったら、青い綺麗な竹は目を引きますが、竿用としては取りあえずパス。 年数が経つに従い
表面に誇りが付着し汚れています。 3年物は生えてから3年、4年物は4年ということです。
(3年ものは3年乾燥させてあるという意味ではありませんのでご注意を) 
だいたいロッド用には3~4年物だと思います。 真竹の場合、節の白いリングが4年目で取れ
てきます。完全に取れているものは5年目以降の物で、綺麗な表面をしていても乾燥させると染み
が出てきたりします。 枝分かれの数で年数が分かると言いますが、実際に枝下7~8メートルも
あり、また枝が重なりあっているので、判断するのは難しいでしょう。 節のリングの色具合が
竹取り未経験の場合、分かり易い基準だと思います。 白リングが僅かに残っているくらいの物
で4年物だと思いますが、どうでしょう。

竹を乾燥保存するには、理想はチェックスプリットを入れるより、いっそうのこと半分にカット
し、内部の節の横隔膜を取り除いた状態で乾燥させたほうが良いと思います。 乾燥に従い竹が
開いてアールが緩くなるからです。 その分表面が平らに近くなりスクレッピングが少なくて済
みます。






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ハリCANE vol.291

30, Oct. 2011

KING FISHER

先日、歩いて数分の用水でスピナーフォールを見たことは前回ブログで書きました。
昨日、今日と気をつけてますが、あれ以来見ていません。 

天気が良いとまだ蝉が鳴くのではと気にしてはいるのですが、さすがに蝉は居ない
ようです。 ただ、まだモンシロチョウが飛んでいますので、場合によっては出遅れ
の蝉の声が聞くことがあるかもしれません。

フライスの割出器の取説を探して棚を漁っていたら、古い写真を見つけました。
カワセミの色あせた写真です。 日付は95年。 今から16年前。 どこで
撮ったのか全く記憶にありません。

kingfisher_convert_20111030010109.jpg

そういえば今年、M氏と釣りに行き、橋から川を覗き込んだ瞬間に、メタリックブルーに
輝くカワセミが低空飛行で川上に飛び去って行ったっけ・・・ 今年もM氏に案内してもらい
秩父に巨大篠竹でも採りに行きたいな。

全く取りとめの無い内容になってしまいましたが、最後に竹の有効利用の話し。
あまった竹の半端材は節でカットしてスプライスしてノードレスに利用できます。 新しい
竹からノードレスを作るのは勿論結構ですが、もともとは竹の端材を捨てるのが勿体無いから
スプライスで繋いで竿にしたのが始まりでしょう。 簡単で格安なスプライスジグの販売と、
接着の裏技となるべき方法を解説する予定です。 といってもまだその裏技を試したことは
ありませんけどね(笑) 上手くいけば多分皆さんも驚くような方法になるはずですよ。
最も簡単確実な方法=理想的な方法だと思います。

ハリCANE vol.290

27, Oct. 2011

SPINER FALL

今朝は昨日一日中吹き荒れてたカラカゼもすっかり止んで、爽やかな秋空。
早速デジカメをポケットに詰め込んでワンコの朝の散歩に出てみると・・・

shirohara_convert_20111027081927.jpg

何回かブログにも登場した用水沿いの散歩路。 朝の柔らかい光が満ち溢れ、
太陽光を満身に受けたミッジやユスリカが水面上空を漂っていす。 
ただ、今日の主役はいつもと違っていて、昇ってはフォールを繰り返す虫達。
 
さっそく帽子ですくいとってみると、シロハラコカゲローでした。 嬉しいような
不思議な気分です。 ここで見たのは始めて、こんな場所に居てくれてたなんてね。


(埼玉県北部のこの辺りは田園地帯で渓流からは程遠い場所です。 唯一、利根川
からの用水が灌漑用水として近隣の水田を潤します)

ハリCANE vol.289

26, Oct. 2011

超小型電動カンナ

かってこんな小さな電動カンナが製造されていたのだ! 
electricplane_convert_20111026211940.jpg

画像下はスタンレープレーン。 それと比べると上の電動カンナが超小型であることが
おわかりでしょう。 そのまま使うとフォームを傷つけるので、ソール両端にアルミ板を
貼り付けて、刃が直接フォームにあたらないようにしてある。

勿論、超便利な代物。 ただ、残念ながら現在製造中止。 これも10年前に購入した物。
当店で販売すべくルートをつけていたのだが、フォームを傷つけることでクレームになる
かもしれないので、見合わせていた商品だ。 今から思うとちょっと残念!

ハリCANE vol.288

25,Oct. 2011

カットストリップ

ベベラーやミーリングマシーンでロッドを作るには、竹は手では裂かずにツールで
カットしたものを使います。 真っ直ぐなので、曲がり直しという作業は無く、ノード
プレスだけおこないます。

cutsprit_convert_20111025081844.jpg

丸ノコで竹を引くと真っ直ぐにカットされます。 仮にこの状態をカットストリップと
呼ぶことにします。 ナタで割った竹は繊維の通りに割れますので、多かれ少なかれ曲
がっています。 それに熱を加え真っ直ぐにして使います。 結果、繊維は上から下まで
真っ直ぐ通り、この状態をストレートグレインというそうですが、これこそハンドプレーン
バンブーロッドの真骨頂とされ珍重される訳です。 一方、往年の有名バンブーロッド
メーカーは殆ど全てマシーンカットでロッドを作っていましたので、当然、カットストリップ
を使用した訳ですが、真っ直ぐカットする際、当然繊維も断ち切ってしまいます。 しかし、
真っ直ぐなカットストリップで作られたロッドは、実際、あまり曲がり癖がつかないのが興味
深いところですね。 真っすぐな物は真っすぐでいたい訳です。  
さて、ストレートグレインVSストレートカット、どちらに軍配が?  

ハリCANE vol.287

23, Oct. 2011

セミスウェル

盛岡のバンブーロッドビィルダー菊池さんが遊びに来てくれました。 2~3年ぶりの再会でし
たがにこやかなお人柄は変わりありませんでした。 今年は東北は釣り人が少なく、魚がかなり
釣れたそうです。 前日は中村羽舟さんと島崎さんを訪問したとのことでしたが、島崎さんの
キャスティング技術の凄さには驚いていました。 私も自由自在なキャスティングは数回拝見
させて頂いてますが、バンブーロッドでそれをやってしまうところが素晴らしいですよね。 

ところで、ペインのスウェルはこんな感じ。 弱めのスウェルはセミスウェルと言うのでした。
その言葉忘れてましたが、やっと思い出しました(笑) 因みにロッドはカーティスクリーク
店長さん所蔵の物です。 

semiswell_convert_20111023083624.jpg

ペインもマシンカットでロッドを作ってましたが、セミスウェルに関してはフォームで削っても
まったく同じ形状ですね。 

ハリCANE vol.286

22, Oct, 2011
PENTA BAMBOO ROD

4角ロッドの話がでましたので、次は5角ロッド。
画像では分かりずらいですが、これは私の削った5角の3ピースブランクです。
pentagonal_convert_20111022150917.jpg

フォームで2等辺三角形を削る場合、溝はシンメトリーな2本ワンセットのものが必要です。
4角用フォームの場合は、振り分けは45度と90度ともう1本はそのシンメトリー。 90度
面は竹を比較的しっかり固定しますので、安定性が良く、削りはさほど困難ではありませんが、
5角用フォームの場合、72度の振り分けは18度と54度ともう1本はそのシンメトリー。 
竹の安定は非常に悪く、削りに際しては切れる刃としっかりとした保持が必要で、慎重さと丁寧な
作業が求められます。

ハリCANE vol.285

20, Oct. 2011
ワンピースQUAD SWELL

ここのところブログに90度端子をアップしてきましたが、4角ロッドこんな感じに仕上がりました。
この他にも3本作ってみました。 だいぶ4角ロッドの製作の要領が分かってきました。

quadswell2_convert_20111020175953.jpg

オイルを一回拭きこみましたので、良い感じのマット風になっています。 ワンピースなので
バーニッシュは大変。 オイルを拭き重ねて仕上げてしまうことにします。 

4角のワンピーススウェル。 スウェルが良いかどうか、ワンピースが良いかは別として、
4角スペイのスプライスドに挑戦するための準備にもなります。 スプライス部分は4角
ロッドであってもスウェルドにして合わせ部分の面積を増やしたいからです。 製作レベル
的には決して簡単なものではないでしょうから、先行してテクを上げておく必要があります。
 

ハリCANE vol.284

19, Oct. 2011
4角ロッド用90度ポイント

マリオ・ウジニッキさんとはだいぶロッド談義をしました。 話しがQUADロッドに及んだ時に
プレーニングフォームどう設定しているのか聞いてみました。
「拡大鏡で見ながらスケールを使って幅を測定し、削って誤差があれば修正する」と言うので、
それならと90度ポイントの使用を勧めたのでした。

現在四角ロッド製作中!
90point_convert_20111019081901.jpg

二等辺三角形を削る場合はフォームが2本必要です。 シンメトリーな溝の2本でワンセット。
QUADの場合は45度X2ですが、1辺が垂直の為測定するのは至難の業です。 90度端子
を使いディメンションの1/4をセットすれば簡単であり正確だ。

四角フォームの宣伝ではありません(笑) 4角フォームは現在生産中止で、今後の生産予定
もありません。 久しぶりの4角ロッド製作にあたり、90度ポイントを見て、マリオさんを
思い出した次第です。

ハリCANE vol.283

18, Oct 2011

四角ロッド用90度端子
QUADロッド用90度ポイント、マリオ・ウジニッキさんが欲しいというから贈る約束をした
のだが、リールを進呈する際に一緒に送るのをすっかり忘れてしまって・・・

90度端子MADE BY オレ
90dopoint_convert_20111017175042.jpg

あれから10年。 最後に受けたマリオさんのメールはで私の贈ったハンドメイドリール、使って
るよというものだったが・・・

現在の私、しばらく4角ロッドに取り組みます。




ハリCANE vol.282

17, Oct. 2011

接着剤の可とう性(フレキシビィリティー)

バンブーロッドの破損、曲がり癖の原因の一つは接着剤なのだろうか。

ユリア接着剤を使用したロッドの接着状況テスト
フェルールを外したバンブーの小口からつま楊枝を入れているところ。
簡単にパリパリと剥がれている様子がわかります。
febreak2.jpg

もともとバンブーロッド専用の接着剤などは無いので、ふさわしい接着剤を探して使うことに
なります。 バンブーロッド用として求められる性能としては、接着強度、耐熱温度の他に
可とう性があるかどうかが重要です。 可とう性は可撓性という難しい漢字を書きますが、
英語ではフレキシビリティー。 硬化後、フレキシビリティーのない接着剤を使うとロッドの
破損に繋がることが最近になり分かってきました。 

画像は、最初にこの問題に気ずき、問題提起してくれました信頼できる友人が提供してくれた
ものです。 ユリア接着剤を使用したロッドでテストしたみたところ、ご覧のような状態になっ
てしまったとのことです。 可とう性がないと使用頻度に応じて接着剤はロッド内部でガラスの
ように砕けていき、破損箇所では接着剤は粉状になっていたりします。 可とう性のある接着剤
であれば、ロッドの曲がり癖が出た場合でも時間経てば自然に元に戻ろうとするものです。 
(テストされたロッドは10年位前に作った未使用ロッド。 10年経過していることを考慮
すればユリアの経年変化による劣化が原因とも言えるかもしれませんが、早年劣化が発生する
としたら、それも問題であることに変わりありません) ロッド破損の原因はこればかりとは
限りませんので、この画像は各自が自由に判断されてください。

こういった現象は、販売開始後十数年経った今、分かり始めたことです。 当店では現在ユリア
接着剤(当店名ユーロイド)の販売は見合わせております。 水性ビニールウレタン(当店名TGX 
他店名AU)に関しましては、販売十数年経った現時点において問題は発生しておりません。

ハリCANE vol.281

16, Oct. 2011

SWELLED BUTT

前々回のブログでご紹介した弱いスウェル用フォームで作ってみました。
濃い目にフレーミングしたブランクにはスウェルは似合いますね。
swell25_convert_20111015175432.jpg

これにグリップが着くとスウェルがきりっと目だってくるでしょう。 次回はサドンスウェル
に挑戦したいと思います。 プレーニングフォームでどこまで急な立ち上げが出来るか試して
みたいですね。

ハリCANE vol.280

15, Oct. 2011

ANGLER'S GROOVE
リーニールセンのカンナのソール部に加工された溝をアングラーズグルーブと言うらしい。
プレーニングフォームの面を傷つけることなくカンナ掛けすることができるという工夫です。

anglersgroove_convert_20111014190706.jpg

画像左はリーニールセン。 右はスタンレーの改造版。 溝の深さはリーニールセンで
0.07~0.08mm。 前後で1/100mmの誤差がありましたが、加工の際の取り付け
誤差で、意図する目的には何ら支障ない範囲と思います。 幅は約19mm。 スタンレー改造
版では幅25mmにしています。 有効使用幅が広く使い易いです。 私はフライス盤で溝加工
しましたが、0.1mm程度のステン板が入手できるならそれを貼り付けるのが簡単な方法
でしょう。

プレーニングフォームを傷つけない工夫であるアングラーズグルーブは、当店プレーニング
フォームの平面研磨仕上げした表面を保護してくれる大変ありがたい物です。欠点をあげる
なら、削り量は極微量な為、所定の寸法に削るのに大変時間がかかります。 (勿論、趣味
のクラフトとしてバンブーロッドメイキングを楽しむと言うことであれば、時間がかかるの
は欠点ではないと思います。 ゆっくり楽しめば良いのですから) 
もう一つの欠点はフォームを傷つけないように、刃はプレーニングフォーム面より浮かせて
セットする為、浮かせた分(刃先とフォーム面との距離)だけ削り残すことになります。
つまり正確に削り出せない、あるいは精確に削り出すのが難しいということになります。 
なるべくフォーム面ぎりぎりに刃先をもってきて誤差を最小に心がける必要があります。 

ハリCANE vol.279

13, Oct. 2011

スウェルドバット製作

弱めのスウェルを製作してみようと思います。 弱めのスウェルにはそれ用の
プレーニングフォームが必要となります。 画像は弱めスウェル用フォーム。
swelled_convert_20111013182553.jpg

もともとどの程度スウェルドさせるかは、各メーカーの判断。 基準はないのですが
見た目でスウェルらしいと思うのは50mmx3mm。 当店のスウェル用フォーム
も50mmx3mm用になっています。 勿論もっと長いスウェルドもありますし
逆に短いものもあります。 スウェルドのライズ率ももっと強いものも弱いものもあり
ます。 レナードなどのスウェルドは控えめな2mm程度。 しっかりとスウェルドを
強調するのではなく、少しだけというのもあっさりしていて私は好きです。 逆に
トーマス&トーマスのような短く級なテーパー(サドンスウェル)などもあるわけです。
今回は、レナード風「あっさり味」に作ってみます。 ただ、往年のアメリカのバン
ブーロッドメーカーはベベラーやミーリングマシーンで削り出すため、それと全く同じ
形状をプレーニングフォームで再現することは出来ません。 結果として多少シルエットに
若干の違いが出てきますが、それはそれでハンドプレーンバンブーロッドの持ち味だと
理解すべきでしょう。

ハリCANE vol.278

11, Oct. 2011

10月11日

関東もこのあたり(熊谷周辺)では、稲刈りもだいぶ終わってきました。 小金色の稲が
刈られた後の田には藁が積み重ねられていて、あるいはそれらに火が放たれ、いぶい臭い
を漂わせながらくゆる淡い煙は霧のように一面を包み込んだりします。 農家の庭先の柿
もだ色ずいていて、穏やかな秋の農村風景はまだまだこの辺りでも見ることが出来ます。

それに伴い田圃に水を供給していた灌漑用水も水を落とします。 朝の自転車乗りが楽しい
季節でもあります。 用水の溜まり(深くなった所が各所にあります)に残された魚を見る
のも楽しみの一つです。 

yousui_convert_20111011091714.jpg

ここは用水が道路をくぐっている箇所なので、溜まりは深く多くの魚が溜まっています。
時間が遅いので、多くの魚はトンネルの暗い場所に移動してしまっていますが、それでも
多くの鯉が並んでいます。 鰭の縁が白いのが一匹居たので、もしかして大水の時に上流
から落ちてきたイワナ? ありえないようなことが起こりえますのでしばらく見てましたが、
どうやら違うようでした。 もちろん用水は釣り禁止です。 ただ、地元のおとうさん達
が鯉のアライ食べたさにどうどうとやってますが(笑)

それと今日は、ツクツク法師が鳴いてました。 実は秋の何時頃まで鳴いているのか
それも楽しみの一つ。 夏のなごりを聞く思いです。 今年は蝉が少なかったようで、
ここ10日以上は聞いてなく、もう終わりかと思ってましたが、いましたいました出遅れ
のツクツク君! 一番遅いのだと11月近くになって鳴いていたのを記憶しています。 
インデアンサマーの日に一匹で鳴いてる蝉も気の毒な気もしますが、オスがいるのです
からメスもいるのでしょう。 心配するに及ぶまいです(笑) 

ハリCANE vol.277

07, Oct. 2011

季節限定フォーム・スペシャルバージョン

今日平面研磨が上がってきました。 大型研磨機によるシルキー仕上げ。 美しい仕上がり
が自慢ですが、それが目的ではなく、あくまでも平面精度をあけるための研磨加工です。
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なるべく多くの方にバンブーロッドメイキングの楽しさを知って頂くために秋限定でリーズナブル
プライスのご提供をさせて頂いています。 これからバンブーロッド製作に挑戦してみたいという
方々のお役に立てれば幸いです。 年内一杯ご予約承りますので、どうぞご利用ください。 
詳細は当HPをご参照ください。

ハリCANE vol.276

02, Oct. 2011

刃砥ぎ

バンブーロッドメイキングで一番肝心な事は何か? と聞かれれば「刃砥ぎ」と答えます。

horningguide_convert_20111002085410.jpg

刃が切れないと削りの際にどうしても力で押してしまう傾向があります。 その結果スプリット
の三角形は歪になり、ひいては6本合わせた6角形も歪になってしまいます。

ホーニングガイドを使い角度を固定して砥ぎます。 研ぎのコツは、引く時に研ぐようにする
こと。 ホーニングガイドを使用する時は、とにかく引き砥ぎに限ります。 刃の裏にカエリ
が出るまで砥ぎます。 カエリは最後に砥石でさっと取り除きます。 この他、手で研ぎ出す
方法もありますが、多少方法が違います。 最初はホーニングガイドの使用をお勧めします。

普通の砥石(キング等)を使用して研ぐ場合、砥石表面に残る”砥糞”と呼ばれる残留物は
残しておくのが良策。 画像はダイヤモンド砥石なので砥糞は除去しながら研ぎます。

ハリCANE vol.275

01, Oct. 2011
スタンレー1/12 060・ローアングルプレーン

スタンレー社の荒削り用カンナです。
roghplane_convert_20111001092737.jpg

画像左は普通の状態。 刃を研ぐ際には本体から外して行います。 
画像右は、本体に溝が加工してあるのがお分かりになるでしょう。 刃を本体に取り付けたまま
ダイヤモンドヤスリ(画像上)で研ぐ為の溝加工。 ちょっとおおちゃく?でもとても便利(笑) 
 
荒削りは、普通に削る方法の他に、刃を出し気味にし、裂くように使う方法があります。
和カンナを逆に持ち、同様の方法で裂いている方もいますが、それと同じだと方法だと思って
下さい。 素早く作業を終えることが出来ますが、仕上げ代まで食い込まない注意が必要です。

プロフィール

三浦 洋一

Author:三浦 洋一
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