ハリCANE vol.497

30, June. 1984
雨のバンブー・フォレスト
トンキンケーンの生えている画像はアメリカを探してもそう多くはないでしょう。 雨脚が強まっ
てきたときの画像。  雷が鳴り始めたので急いで下山。 おへそ取られたくないですから(笑)
bambooforestinrain_convert_20140630190049.jpg
 
注目すべきはこの傾斜角度。 かなり急です。 太いトンキンケーンはこういった急勾配に多く
見られる。 珪藻土であり、雨が降ってもこの傾斜で水はけが良い。 また珪藻土には珪素が
多く含まれ、それが竹の繊維を丈夫で強いものにする。 地元ではトンキンを剛竹とも呼ぶ。
中国内で最も強く、釣竿に適していると言っていた。
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ハリCANE vol.496

28, June. 2014
ふれあいコンサート 
福島県二葉町支援のためのNOP法人寄り添いステーションが定期的に行うミニコンサート
が行われました。 二葉町はここ騎西町に3年間非難していました。 今でも多くの方が騎西に
残っておりますので、支援活動をしています。 今回は馬頭琴と古琴の奏者をお招きして
中国の音楽を披露していただきました。
batoukin_convert_20140628145732.jpg

僕も楽器が好きで最近は中国楽器の二胡を独学してます。 そんな訳で馬頭琴の演奏に
は大変興味がありました。 その名のとおり馬の彫り物が楽器の先端についてます。
馬頭琴はモンゴルの楽器。 弦が2本であることは二胡と同じ。 ただ、弦と弦との間隔が
広く、弦の押さえ方も二胡とはぜんぜん違います。 弦とネックの間も広く弦の下に指を突っ
込むように音を出してました。画像手前は古琴です。 これは漢民族の楽器だと思います。 
日本の琴のルーツでもあります。 中国人の美しいお姉さんが美しい音を出してました。  
最後の馬頭琴との共演が素晴らしかったです。 彼らは仙台でも講演し、収益は東日本
大地震の復興のため寄付しているそうです。 

ハリCANE vol.495

23, June.2014
バンブーロッドの聖地、BAMBOOFOREST
トンキンケーンの森を地元ではバンブーフォレストと呼んでいる。 竹類は大量のマイナス
イオンを発生させ、その静けさに心が洗われる。 他の大型篠類のように株化しない。 
真竹のように1本1本生えるのが良く分かるだろう。(注:地下茎では繋がっている) 
ロッドを制作するにもこの真っ直ぐさが適している。
bambooforest1.jpg

中国南領山脈に位置する町、懐集に行った目的はトンキンケーンの仕入れである。 しかし
個人の心情としてはトンキンケーンの群生する森をこの目で見ることのほうがより重要な
ウェイトを占めていた。 エバリットギャリソンのA Master's Guide To Building A Bamboo
Fly Rod の著者Hoagy B. Carmichaelもこの地を訪れ、この丘からアメリカバンブーロッド
の歴史が始まったのだと感慨深げに述べていたのは記憶に新しい。 実際に19世紀
後半、モンダギューから始まりレナード、ペインに至るまでバンブー全盛時代の全ての
ロッドはこの丘から生まれたと言ってよい。 つまりこのフォレストはバンブーロッドにとって
母の胎内であり、僕の立っているこの道こそがバンブーロッドの産道なのだ。

ハリCANE vol.494

22, June. 2014
生徒さんが作ったロッド vol.1
今回のロッドメイキングスクール、生徒Mさんの作品
marumorod_convert_20140622063902.jpg

ロッド完成画像を送ってきてくれました。 なかなかGOODです。 因みにネットも自作された
そうです。 オリジナルロッド&ネット。  最高ですね!

肝心のロッドの釣味ですが、魚が掛かった時の曲がりがすばらしく、見とれてしまったそう
です。 結果、魚があやうく死んでしまうところだったとのこと(笑)  分かります、その気持ち。
自作ロッドが綺麗に曲がってくれる感激は、作った人にしかわかりません。 是非これから
始めたい人はチャレンジしてください。 当方ではフライロッドだけではなく、ルアーロッド、
、バストップウォーターロッドの他、エギングロッドや鯛竿等の制作も可能ですのでご相談
ください。 秋になったらまたロッドメイキングスクール開催すると思います。

ハリCANE vol.493

17, June. 2014
最高級厳選トンキンケーン
最高級トンキンケーン(茶杆竹)の業者を訪れた。 アメリカのアンディー・ロイヤーもこの
ファームから購入しているという。 流石に他の業者の物より品質が高く正直関心した。 
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竹業者でトンキンケーンを選ぶ前にトンキンケーンが密集する山へ案内してもらう。 
雨季なので毎日雨が降る。 幸い雨が小ぶりになり、すぐに山へと直行することに。 
「雨に濡れても良いか?」と念を押されたが、「オレは釣り人なので、この程度の雨なんぞ
全く没問題(メイウェンティ)」だと答え、強引に案内してもらった。 めったにないチャンス
なのだ。 トンキンの密集地帯付近までは車で悪路を行く。 そこから徒歩で山路へ入る。
傾斜のきつい箇所も多く、滑らぬよう生えているトンキンケーンに掴まりながら登っていく。
こんな細い路からトンキンケーンを下まで運ぶのはさぞ大変だろうと思ってしまうが、それ
らの仕事はほとんど女性がやるのだ。 トンキンに血痕が付いてたりするのをたまに見る
が、それは殆ど作業中怪我した女性の血だ。 竹屋の女性は見ていて実にたくましい。
雨に煙るトンキンケーンの森。 なんという美しさ、そして静けさ。 マイナスイオンの森。 
神聖なる空間。 PM2.5に汚染される都会とはまるで別世界だ。

森を貫く細い路には良く見ると、トンキンを下へ運ぶ際にできる無数の細い擦れ痕がずっ
と続いている。 山の中から長距離引きずりおろすのだから、途中で傷ついたりするのは
ある意味ではしょうがない納得する。 山中なのでそういう引きずり降ろす運び方しかない
のならば、それなりに傷もついてしまうだろう。 しかし、そうやって傷が付いてしまった竹
は販売せず、良いものだけを選別して販売するのがこの業者のポリシーのようだ。 

また、トンキンは業者がナタで竹表面にマーク傷を付けるのが普通だが、この業者はマーク
無しのトンキンケーンを唯一販売している。 それだけでも既に厳選された竹ということだ。 
そんな最高級トンキンケーン業者に 無理を言って山積みされた竹の中からさらに厳選させ
て頂いた。 既に選定され、どれも、傷染みは殆どないので、曲がりの多少ある物を除いて
いくという作業だ。 なるべく真っ直ぐなものを選りだすのだ。 他のバイヤーは一本一本選
ぶということはせず、大体の検品をして注文するようだ。 「一本一本手に取ってチェック
する奴はアンディ・ロイヤーとお前だけだ!」と言われた。  他の従業員さん達の作業の
邪魔にならないよう、限られた時間内、二日間にかけて選定した。
画像奥に積んであるのは既に選び出したトンキンケーン。 惚れ惚れするような物が多い。
また画像の竹はまだ長さを揃えていないので、下は切りっぱなしで尖っているので注意が
必要だ。 手でもぶつければ怪我してしまう。 画像一番手前のように根が付いている物
もある。  気温35度という猛暑。 日本で最も暑い埼玉県熊谷付近に在住の為、猛暑に
慣れてはいるが、それより湿度が高いのが辛い。 すぐに汗だくになり、竹の選定は想像
以上にハードだ。 遠くから来て竹を選んでいる日本人の姿にも驚いたようだが、片言なり
に彼らの言葉(中国語)でコミィニュケートしようとする僕の姿勢にも好感してくれたようだ。 
発音も大変良いと誉められたのも嬉しい。 郷に入れば郷に従えだ!

という訳で8月上旬~8月下旬に厳選したセレクトクラスの販売をする予定です。
太さはミドルクラス(50~55mm)とラージクラス(55mm~60mm)
割合は半々位だが、全体的に太いトンキンが多い。 前回のトンキンケーンは軽さ重視
でミドルカット。 今回はバットカットなので、スペイロッドを作るにも最適だ!
本当に良質のトンキンケーンをご希望なら是非一度お試しあれ!
プロフィール

三浦 洋一

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