ハリCANE vol.505

28, July. 2014
ちょっと気が早いですが季節限定QUADフォーム

このところQUAD(四角)ロッドを制作したいという方が少しずつ増えてきたようです。
ちょっとしたQUADブームが来るかもしれません
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(画像は研磨仕上げですが、季節限定はアンサンドとなります)

四角ロッドのメリットは面とエッジが使えるということ。 これはキャスティング中に面からエッジ、
あるいはエッジから面へと振り変えることが可能です。 魚とのファイトにしても同様です。
魚の引きに応じて面を使ったりエッジを使ったりできます。 一つのロッドに2つのアクション
と考えてください。 面を使った軟らかいロッドとエッジを使った張りのあるロッドが1本の
ロッドに存在するのです。

こんな面白いQUADロッドは今まで一部の人だけの楽しみでしたが、ようやく6角派の方々も
心が動き始めたのかもしれません。 制作面では6本が4本で済みますので、かなり時間短縮
になります。 二等辺三角形ですので、フォームは左右対称の2本を使用します。 リーズナブル
価格のQUADフォームをという声をこのところお聞きしますので、そのご希望にお答えして、企画
しましょう! 決まると早い! そんな訳で早々に広告しちゃいます。
季節限定バージョン4角ロッド用フォーム、受付は8月~、納品は9月~ 価格は当HPの
トップページをご覧ください。
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ハリCANE vol.504

26, July, 2014
燕の子
田舎に住んでると鳥とか魚とか色々変わったことがあります。

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ウチの前の道路の真ん中でちょこんと燕の子がいるではありませんか。 流石に
放ってはおけないので、安全なウチの庭に移動させました。 大人しく指に留まって
ます。 ときどき鳴き声を上げます。 親を呼んでたのですね。 やがて何匹もの
親燕たちが飛んできて僕の周りをぐるぐる回り始めました。 5~6匹の親鳥だった
ので、グループでちゃんと子燕を見守るんですね。 そっと指から離して地面に下ろ
してあげると親鳥達は子燕の周りをゆっくり飛びながら鳴き声をあげ、まるで飛び立つ
ように促しているようでした。 その後はその場を離れたのでどうなったか分かりま
せんが、無事に飛び立っていったことでしょう。

ハリCANE vol.503

24, July. 2014
最高クラスのトンキンケーン入荷しました。
しかし全部がこのクラスとは!!

懐集でセレクトした竹が本日到着! 正直こんな質の良い竹は見たことがありません!
まあ自分で選んできたのであたり前といえばあたり前かもしれません。
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画像は55mm~60mmの特太トンキンケーン。 実際に見ると太くて見事だ!

業者のスラッシュマーク無し。 傷、擦れ等は最小(あっても極僅か)。 画像からもお分かり
の通り、かなり真っ直ぐな竹です。 乾燥具合も大変良好で青い乾燥不足な部分はありません。
今回入荷分は、殆ど全てがこのような最高クラスです。 今まで数千本のトンキンケーンを
扱ってきましたが、全てが良いなんてことは今回初めてです。  太さは普通のクラスで直径
50mm~55mm位。 今回は特太サイズとして55mm~60mmクラスも用意させて頂きました。 
直径55mm以上ですと24等分が楽々! つまりロッド4本制作可能。 特太トンキンケーン自体
見ているだけでも見事ですが、ロッド4本分なので、大変お買い得だと思います。
50mm以下の竹は今回はありません。 綺麗な竹で竹肌の美しいロッドを作りたい方には
是非セレクテッドトンキンケーンをお試しください。

詳細は当ホームページ、トンキンケーンの項をご覧ください。 

ハリCANE vol.501

15, July 2014
トンキンケーン、その呼称の謎に迫る
トンキンケーンは何時からそう呼ばれるようになったのか、大変興味あるテーマです。

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ルイス・マーディン氏のアングラーズバンブーという1冊がある。 バンブーロッドを自ら制作
する著者は実際にトンキンケーンの原産地である懐集に行っている。 その紀行文がこの
書物のバックボーンを形成している。 一方トンキンケーンという一見場違いな呼び方をされ
ていることに対し深い関心を示しているのだ。

その答えを知っているのはおそらアメリカのデマレスト社の初代社長だけだろう。 
トンキンケーンの輸入を行ってきたデマレスト社の書類にトンキンケーンという単語が登場
したのは1900年前後のことだ。 そう呼びはじめたはデマレスト社なのだから、初代社長
は名ずけ親である可能性は高く、少なくともいきさつを説明出来る存在だったはずだ。 
時は過ぎ現在、中国の竹業者はトンキンケーンと呼んでも、名の由来など知る由もない。 
我々だって由来の分からない言葉をたくさん使っている。

しかし何故デマレスト社はトンキンケーンと呼んだのだろう。 今となっては真実は闇の中
である。 因みにデマレスト社は現在でも存在しているが、どうしてトンキンケーンと呼ぶ
ようになったのかという資料が存在するとは思えない。 その手がかりはゼロに等しい。
出来ることと言えば歴史の検証だ。 まずは1900年の世界近代史を紐解いてみることに
しよう。  そうすると、ありました。 これだなと思われるな手がかりが。  

フランス領インドシナという言葉は習いましたよね。 しかし皆殆ど詳しくは知らない。
そこで調べてみました。 求めている資料を探すのは結構大変ですが、良い資料を見つ
けました。 フランスがベトナムを占領していたのは勿論知ってましたが、中国の広州まで
も占領していたのです。 画像の斜め線の部分が全部そうです。 当然トンキンケーンの
産地懐集もフランス領の中だ。 ベトナムのトンキン湾はちょうどフランス領のど真ん中
に位置している。 これには目から鱗。 トンキンケーンは「フランス領インドシナの竹」と
言ったようなニュアンスで使われたのではという仮説はどうだろう。 恐らく当たらずとも遠
からずではないだろうか。 だとするとルイス・マーディン氏が不思議に感じた場違いな名称も 
実は場違いではなかったことになる。 我々の耳に既に慣れ親しんだこの名称も帝国主義、
植民地主義、占領主義など当時のきな臭い世界情勢を反映したものだったのだ。 早くこの
事実を知るべきだった。 近代史についてあまりに知らなさ過ぎただけだったのだ。
もし、デマレスト社の初代社長に話が聞けたら多分こう言ったかもしれない。
「あのあたりはフランス領だからな。 手っ取り早くトンキンと呼んでみただけじゃ。 そのほう
が呼びやすいしな。 トンキンで採れる竹だからトンキンケーンだろ!」

もう一つ、バンブーロッド的観点から注目すべきはフランス領インドシナは第二次世界
大戦終了の1945年まで続いていたことだ。 その後、アメリカのトルーマンドクトリン、
中国の共産主義による自由主義国との国交閉鎖となるので、トンキンケーンの輸入は
急激に困難に直面したと思われる。 つまりトンキンケーン以外の竹を使わざるを得な
い状況になったと思われる。 良く言われる「戦前のバンブ-ロッドと戦後のそれとは
トンキンケーンの質が違う」の理由も恐らくここにあるのだろう。 「トンキンケーンは栽培
だから土地の栄養が悪くなってきているので昔のように良い物が採れない」などという
訳のわからない意見まで実しやかに言われていたこともある。 そんなはずは決して
ない。 トンキンケーンの代用として白竹、苦竹、文理竹等々が使用されたのだ。 
ハーディー社は日本に孟宗竹のロッドを注文した事実もトンキンケーンの入手が困難
であったことを裏ずけているのではないだろうか。

それにしても仏領インドシナ時代、ペゾン&ミッシェルはトンキンケーンの供給を
一番受けやすい立場に立ってたことになる。 

因みにフランスが租借した中国はウィキペデイアによると以下のとおり、
広州湾租借地(こうしゅうわんそしゃくち、英語では Kwangchowan Leased Territory
) は1899年–1945年にフランスが南中国の雷州半島北東部に租借していた地域。
現在の広東省湛江市に当たる。 

ハリCANE vol.500

13, July. 2014
四方竹
ある方のご好意でこんな画像を入手しました。 その名の通り四角い竹。
sihouchiku_convert_20140713091454.jpg
 
中国湖南省原産。 高さ3~7m 直径2~6cm。 直径と言っても四角ですから対面寸法と
言ったほうが良いかもしれません。 日本では四角い竹だから四方竹と改名されています。
中国名では方カン竹。 (カンという中国語に相当する漢字がありませんでした)

節間は短いようですが、節はあまり高くないように見えます。 QUADロッドに向いている
かもしれませんね(笑)

ハリCANE vol.499

12, July 2014

セレクテッド トンキンケーン
7月末入荷予定


お待たせしております、セレクテッドトンキンケーンが入荷
するめどが立ちました。
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トンキンケーンのセレクトに行ってから船積みまで大変でしたが、今月末
に入荷予定となりました。  日本に良いトンキンケーンが無いとお嘆きの
ご意見も居りましたが、これ以上の物は無いという物をお届けします。
お楽しみに!

ハリCANE vol.498

03, July. 2014

バンブーフォレスト探訪紀 トンキンケーンの通る路

今回の竹の森、バンブーフォレスト探訪紀をHPのアングラーズ・エッセイのほうに
バンブーフォレスト探訪紀としてまとめてみました。 暇なときにでもお読みください。

tonkincaneroad.jpg

トンキンケーンはこんな細い山道を下り、皆さんのお手元に届きます。 硬く踏みしめ
られた路には、無数の竹の擦れ痕が残っている。 引っぱり降ろすのだ。 数十本まとめた
トンキンの束を数人の女性が引きずって下まで降ろす。 画像は山道の入り口付近だが
実際に太いトンキンはこの急な坂道をかなり行ったところにあるのだ。 山道は途中で
枝分かれしたりしながら延々と続いているようだったが、雷が鳴り始め雨脚も強くなったの
で急いで下山した。 しかし、十分な経験をさせて頂きました。 
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