ハリCANE Vol.643

20, Sept. 2017
羽舟さんの矯木
中村羽舟さんから頂い矯木3点。 和竿師にとって竹の火入れとは竿に命を吹き込む
作業と言っても過言ではない。 矯木は竿師が自分の手に合わせて作る物でこれらの
矯木は羽舟さん自ら考え制作した物である。
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中村羽舟さんと最初にお目にかかったのは今から20年前。 サムイをまとい竿師
というより品の良い創作家という印象を受けました。 西洋スタイルのバンブーロッド
を作る僕にとっては羽舟さんの和竿制作の話は驚きの一言であり、バンブーロッド
製作に是非和竿技術を取り入れたいと考えた訳です。 それ以来、火入れ法や竹
の性質の話を教わりに桐生の工房まで良くお邪魔させて頂きました。  

矯木は竹を真っ直ぐにするだけではなく同時に火入れも行うため、竿の良し悪しを
も決めてしまう道具なのた。  西洋式バンブーロッド製作には登場しないけど和竿
では矯木は無くてはならない存在だ。 そんな大切な道具を頂いたのはかれこれ
4~5年前になるだろうか。 「もう和竿は作らないから持っていったらいいよ」
のお言葉に甘えて頂いて来てしまいました。 僕も和竿を作ることはないだろうけど、
見ているだけで竿師の心意気が伝わってくるではありませんか。  矯木の丸くなっ
ている部分は丸竹をしごくので磨り減って丸くなっている。 何年も何十年も使い続
けたことを意味しているのだ。
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