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ハリCANE Vol.674

25. Jan. 2019
フライフィシング 雑談ー節について
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前回のブログでも書きましたが今フェイスブックをやっています。 実際にフェイス
ブックに登録したのは日本で紹介されて認知されつつあった頃、フライフィシング
世界大会WFFJの石村女史に誘われたからでした。 彼女は当時ニューヨーク在住
でしたのでそういう社会の斬新なことには敏感な方のようで早くから取り入れていて
フライフィシング世界大会スペイン戦に参加するにあたり相互連絡用として登録した
次第です。 石村さんとは今でもFBでのお友達です。

そんな訳でフェイスブックに登録したのはもう十年以上前ということになりますが、
実際には利用してませんでしたので投稿するようになったのは2ヶ月位前から
となります。 もともと私は投稿好きな性格のようで結構楽しんでやってます。
自分のタイムラインへの投稿は少ないですがグループ投稿がメインになってます。
台湾グルメ、登山、ハイキング、二胡等色々なグループに投稿しています。

その中にアメリカのバンブーロッドフォーラムにもたまに投稿します。 
画像は竹をマルノコでカットしたものです。 当店でも販売していますが、ちょうど
注文がありましたので画像をアメリカのバンブーロッドのフォーラムへ投稿してみ
ましたところ直ぐにアリカから書き込みが来ました。 カットは竹の自然の繊維の流
れを無視する方法でそれだと竿が壊れやすいのではないかというものです。 それ
に対し私はこれはアメリカのレナードやペインなどで古くから行われている方法で
そうして作られたロッドは今でも存在しているし別に弱いとは思いませんよと英語で
返事をしました。 そのうち何人かが議論になってきたので私のつたない英語力で
は単語力も表現力も難しいので面倒なので投稿は削除しました(笑)

とまあ、驚いたのはアメリカでも竹の繊維の流れを気にする人がいることです。
別にアメリカの人をどうこう言う訳ではありません。 レナード、ペインを生んだ
バンブーロッド先進国であったアメリカでも黄金時代を築いたそれらのメーカー
の手法であるマシンカットロッドに物申す人がいたということに驚いた次第です。
ということで前置きが長くなりましたが今日ははちょっとそこらへんの話を少々。

あくまでも私の意見としてです。 繊維がカットされてしまうとロッドが弱くなるのか?
それに関しては無いと考えます。 レナードやペイン、はたまたハーディーにしても
マシーンカットのロッドは皆繊維は途中でカットされ斜めに流れています。 それでも
何十年経っても健在な竿も多く存在します。 逆に斜めにカットされている繊維の方が
ロッドに対して縦方向の力が加わった時に繊維が斜めに受けるので真っ直ぐの繊維
よりもヘタリずらいということだってありうるかもしれません。

節回りの繊維の話ですが、そもそも繊維は下から上まで繋がっていないと聞き
ました。 下から節までで繊維はそこでいったん終わって、そこから上に伸びる繊維
と複雑にからみ合っていて下から吸い上げた水分はリレーされて上に行くそうです。
本当かどうかは分かりませんがもしそうであればステーションのような感じですね。
節は上に行くほどに長くなって行きます。 トンキンの場合は最長で52~53cm位
が限界のようです。 もっと長いものもあるはずですが長い節を探しても55cmとか
いうのはまだ見たことがありません。 そして節の一番長いのは枝が生える直前。
枝が生える箇所からは節は逆に短くなっていきます。 また枝に繊維が取られる為
繊維の数は少なくなっていくそうです。 直径も細くなっていきます。 

レナード、ペインを生んだアメリカでも繊維は真っ直ぐにという意見があっても当然
ですし、ロッドを作る上でいかに理論的にアプローチするかに心血を注ぐことには
私もロッドメイキングファンの一人として良くその気持ちは分かります。 逆に理論
的な話を少々してみます。

繊維のストレードさの重要性を言うのであれば繊維の太さまで考えるべきです。
2ピースロッドを作るのであれば最初にワンピースロッドを製作しその後にカット
すれば繊維は上から下まで自然の状態で繋がります。 ティップ、バットそれぞれ
別々に作った場合はご存知の通り節をずらす際に上下で余分をカットしますので
繊維はその太さという意味では自然の状態ではなくなってしまいます。
ワンピースカットであれば2ピースでも3ピースでもカ繊維の欠損は最小限、カット
する鋸刃の厚み(1mm程度)のだけで済むことになります。 これは理論的には
効率的にパワーを伝達しより理想的なロッドになると考えられます。

先ほど述べたFBバンブーロッドフォーラムではそこまでつっこんだ話をしても
良いのですが、英語だと大変なので、投稿を削除してしまったという話でした。
実際は繊維が切れていようが斜めだろうが実際の釣りにおいては全然関係ない
と考えております。 それよりロッドアクションのほうが最重だと思います。

ハリCANE Vol.673

15. Jan. 2019
フライまだやり尽くされてはいないと思う!
ちょっと雑談・・・

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最近はブログの投稿回数がめっきり少なくなってしましました。 自分としては
2ヶ月前からFACE BOOKに投稿するようになり。 毎日のように投稿してい
るということには変わりないのですが気が付いたらブログがおろそかになって
しまっていました。

フライフィシング界も色々ブームがありました。ロングリーダーであったりスペイ
ブームであったり。 しかしまだやられていない事があります。低弾道シュートの
釣り。 と言ってもピンと来る人はいないでしょう。 滞空時間の長いナローループ
を低弾道で水平に投げるというもの。 サイドキャストでライン低く投げるというもの
ではなくオーバーヘッドで行われます。 これは釣りにも絶大なる効果をもたらし
ます。 スレた魚が相手であればフォールスキャストを見せたくはありません。 
魚の視界にフライだけがプレゼンテーションされる訳です。 私はずっとそのキャ
スティングを習得したく十年以上練習をしてきましたがまだ手がかりさえつかめま
せん(笑) しかしそれを投げる人を二人知っています。 

一人は私の釣りのキャスティングの師匠。 十数年前の話になりますが、スティー
ブレイジェフが来日し、キャスティング講習を行ったことがあります。 それに参加
することになったと師匠に話したところ、スティーブレイジェフの講習はカーボンロッ
ドで行われるので、それ先駆けカーボンロッドの振り方を教授してくれることに
なりました。 当日師匠が持ってきたのはカーボンロッド9’0”#8のシューティング
ヘッドでした。 後ろに車が停まってしまったのでバックを高く上げてました。スティ
ープルキャストと呼ばれる方法。 オーバーヘッドです。 2回位繰り返してからシュ
ート。 ラインは水面より1m以下の低弾道。 ループは30~40cmくらいのナロー
ループでベリーは落ちずに水平に伸びて行きフライは完全にターンオーバーしました。
距離は軽く30mを越えています。 唖然とする私。 もう一度師匠が同じキャストを
して見せてくれましたが真横に居た私はスティープルバックからシュートまでの一連
の動作は師匠との距離が近すぎて良く見えてませんでした。 2度だけ見せてくれ
た師匠はリールにラインを巻き上げ早々にしまってしまいました。 あまり何回も
見せたくないような感じがしました(笑) オーバーヘッドキャストから前傾ではなく
水面近く水平にシュートするなど、どう考えても理屈に反しているではないですか。
その後に受けたレイジェフの講習は師匠の見せてくれたそのキャスティングのイン
パクトの強さのせいで印象の薄いものになってしまったほどです。

フライフィシングはまだやり尽くされて訳ではありません。 水平に伸びるシュート性
の高い低弾道ループ。 最高レベルの最も理想的なフライキャスティングテクニック。
誰かがこれを正確に解説すればばフライ熱はまた高まるかもしれません。 
それも自作バンブーで行えたら最高ではないですか。 師匠が彼の自作バンブー
ロッドで低弾道ナローループを投げたのを見たことがあります。 私はそれを教えて
欲しいと言ったことはありません。 実際にそんなキャスティングが存在するのを
この目で見ている訳ですから求めるものは分かってます。 あとは自分で練習する
だけです。 

ハリCANE Vol.672

25. Nov. 2018
バンブーロッド教室風景
バンブーロッド教室7回コースでご参加のAさん。
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まずは竹割りから。 力の入れ方に微妙なコントロールが必要な工程。
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割った竹を真っ直ぐにする工程。 地味な作業ですがこれが大切!
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荒削りの工程。 荒削りだからと言って手は抜けません。
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三角形状になり始めています。 なるべく正三角形を目指します。

ハリCANE Vol.671

15. Nov. 2018
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遅ればせながらFACEBOOKを始めたものでブログに手が回りませんでした。
実際にフェイスブックかなり前、日本ではまだ浸透してない頃にアメリカ在住の
石村美佐子さん(WFFJ会長)からお誘いがあり登録したのですがその後は
ずっとほったらかし状態でした。

ここに来て急に始めた訳ですが、友達リクエストが一日50件くらいきます。
最初は全て承認してましたがスタンプを多く送ってきますので、自分の投稿が
若い人の遊びみたいになってしまいます。 なので最近は承認を減らしてます。 
しかし同性愛者、ボランティア要求者、ペテン師、金融業者等々、結構色々な方
が居ますので対応が結構大変ですね!(笑)

ハリCANE Vol.670

19. Oct. 2018
ロングノード(節長)ケーンへのこだわり
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「竹は節ありて強し」という言葉があります。 東作の何代目のお師匠様が
おっしゃった言葉として竹竿師の間では知られた言葉です。

画像上はトンキンケーン。 節の長さは50cm。 トンキンの場合は長くても
一番長い部分で52~53cm位です。 60cmの節間のある物はかってお目
にかかったことはありません。 画像下はトンキンケーンとは別の種類のロング
ノードケーン。 下の物は節間60cm。 もっと長いものだと70cmくらい有る。 

ロッド制作だけでなく物の制作者は主張があって然るべきであると考えて
います。 竹竿制作であるなら、たとえば徹底的に節の多い(節間の短い)
ロッドを作ってみるとか人が何と言おうが自分が作りたい物を作ってみる。
それこぞが個性であり、良い悪いよりも作品に触れた時に面白いのだ。 
僕の場合は何回か主張してきたとおり節無しロッド。 トンキンケーンで
あれば5ピースにするとかが僕のテーマだ。 トンキン以外の竹に目を向
ければ7フィート、3ピースロッドなども制作できることになる。
プロフィール

三浦 洋一

Author:三浦 洋一
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